兼業をするのは自由・准教授

扁桃腺炎のため、1日寝て過ごす。だいぶ治った気がする。

大学の源泉徴収票が来ていたので、例によって公表。

  • 支払金額: 7,523,364円
  • 給与所得控除後の金額: 5,571,027円
  • 所得控除の額の合計額: 1,458,007円
  • 源泉徴収税額: 199,100円

社会保険料等の金額」が992,631円なので、公立大学准教授3年目で額面は750万、手取りは約630万、というわけである(この金額は大学からもらっている金額のみなので、兼業分は含まれない。週1日程度相当は、兼業をしてもよいことになっている)。

これまでの経緯は[http://d.hatena.ne.jp/mamoruk/20150509/p1:title=去年も書いた]が、昨年が額面720万だったので、30万円の増加である。工学系の学部の准教授としては750万〜800万くらいが妥当な金額だと(自分が大学院生のころから)思っているので、特に不満はない(工学系だと非常勤で生計を立てる人はいないが、人文系の学部だと、非常勤講師をしている人もいるので、大学教員の給料の期待値としては、もっと低い。人文系は常勤教員の待遇を下げて、非常勤教員の待遇との差を縮めた方がいいと思うが)。

今は週3.5日は保育園の送り迎えをしていて、平日はだいたい10時半〜17時に大学にいて、土曜日半日仕事をすることで週40時間の仕事時間を確保している。夫婦で共働きなので、何かあったときお互い補えるようにしているのだが、ワーク・ライフ・バランスを取るために大事なのは、母親(女性側)をサポートすることではなく、父親(男性側)をサポートすることであり、男性の仕事の負荷を減らして育児・家事への参加率を高めることが最も有効な方策だと思う。首都大のダイバーシティ推進室は、特に男性教職員を支援する方針で、子どもが3歳になるまで月15万円を限度に TA/RA/補佐員を雇用できる支援をしてくれていて、これは本当に素晴らしい制度なので、もっと多くの大学・企業が導入してほしいと思っている。

(追記)2017年は780万に昇給した。