ニコ生は色んな人が見てくれる

朝起きたら体調が絶不調……。喉も痛ければ頭も痛いし、首のリンパ節は触るだけで痛いし、研究会がなければ仕事を休むレベルである。

とはいえ今日は情報処理学会自然言語処理研究会(NL研)で、しかもニコニコ生放送をいつも担当してくれている学生が2名とも都合が悪いということで、どうしても自分が行かないといけないので、文字通り這ってでも行くつもりで、なんとか会場へ。

研究会の最中は体調が悪く、ぼーっとしていた。ニコニコ生放送のコメントをチェックしていたのだが、前回同様想像以上に自然言語処理のことを全く知らない人が相当数(数百人規模)見ているようで、コメント欄がすごいことになっている(自然言語処理の研究者が見ると「荒れている」と思うのかもしれないが、そもそもこれは「荒れて」はいないのではないか?)。

ニコニコ生放送、最初の500人は「アリーナ席」というところで見ることができ、500人を超えると順次無料会員からキックアウトされ、再度つなぐと「立ち見席」というところで見られるのだが、それそれの座席間ではコメントを見ることができず、「コメントビューワー」なるものを入れないといけない、ということも初めて知る。「アリーナ席」ではコメントが何百件も飛び交っているのに、「立ち見席A」では誰も発言していない、 なんて状況で、今考えると前回までも同じ感じだったのかな、と思ったりする。

結局1日で異なりユーザ数1400人くらいが見ていたようで、Ustream 時代の5-10倍の人が多かれ少なかれ見ているようだが、恐らく増加分はほぼ全員自然言語処理コミュニティ外の人(情報系の研究者どころか、エンジニアでもない?)で、これがいいことなのか悪いことなのか、判断がつきかねる。広い層にリーチしているという意味ではポジティブなのだが、あっさり炎上したりしそうでリスクもある。

他の研究会の話では、一般受けしそうな内容の発表だと一気に人が増えるとか、内容に関係ない発表者に関する書き込みで荒れるとかいう話を聞くので(いまうちの配信は、発表者を写さずスライドと音声しか配信しないので、あまり該当しないだろうが)、付き合い方をしっかり考えた方がいいのではないか、と思う。

夜は保育園の全体会(保育者と親による定例会)。保育園の運営が厳しく、産休に入っている保育者がいるのでトントンだが、復帰すると赤になる(年間250万円の赤字)、という話で、どうにかトントンにする方法はないか、という話があったが、その額だと現在の育児方針を変えないなら保育料を上げるしかないんじゃないかという気がしている(3歳までは補助金が多いが、3歳を超えると補助金がガクンと減るので、親の負担を減らさず保育園としての収入を上げるには、0-2歳児保育を増やさないといけない)。1世帯あたり月1万円くらい増やさないといけない計算だが……。

認可園だと、寄附金控除で保育料が変わるので、寄附金を募るという手もあるのだが、認証保育園だとそういうこともないしなー……。ふるさと納税とかいう意味分からない制度を作るくらいなら、こういうのをもっとやりやすくしてほしいのだが……。