在宅で成績表とにらめっこ

夏季特別休暇が7-9月に5日間取得でき、お盆の週に4日ぶん取得していたのだが、残り1日を本日取得。しかし前期の授業の成績の報告期限が今日で、今日まで全く採点・入力をしている時間が取れなかったので、在宅で仕事をすることに。

ただごとではなさそうなメールをいただき、朝に自宅から急遽 Skype でお話。幸いなことに危惧された事態ではなかったが、外から見ているだけでは分からないことがいろいろあるのだな、と思ったりする。

午前中は学部3年の情報理論の採点と入力。今年で3年目であるが、割と安定してきた気がする。できればもう少し採点の負荷を減らしたい。評価の目的だと、本人の実力を測定するためにどれくらいの問題をサンプリングすればいいか問題で、A4で表裏2枚の問題を書かせようが、1枚の問題を書かせようが、(山を張って当たる人の確率は後者の方が高くなるだろうが)ほとんど変わらないので、もう少し減らせそうである。逆に、問題を解くことで理解を深めるという意味では、いま実施している毎週の小テストがちょうどよいような感じなので、来年度は試験の分量を減らしてもいいかなと思った(あるいは中間試験をなくす)。

午後は学部2年のオートマトンと言語理論の採点と入力。こちらは今年で2年目で、去年は講義の後半部分しか担当していなかったので、全体を通してやってみたのは今年が初めてである。こちらも今年からほぼ毎週小テストをやり、授業中に当てて問題を解かせていて、時間はかかるができるようになっている感があり、実際期末試験の平均点を見ても割とクリアに昨年度との違いが出ている(昨年度は、娘が生まれた中教えていたので、あまり整理できていなかったのかもしれないが)。

一点変えてもよいかと思うのは小テストのタイミングで、いまは授業の最後に時間を取って早く終わった人が抜けられるようにしているのだが、早く終わっても友だちを待ったりして退出しない人もいるし、授業の冒頭に小テストを配ってもよいかな、と思った。

17時の期限に本当にギリギリになって登録できたが、こんな直前にやっているので、学生にもあまり強く言えない……。