学生が部屋に全員入らない?

朝、メール処理。しばらく中国にいると、なんの問題もなくインターネットにつながるだけで嬉しい。

午前中、研究室メンバーの進捗報告を聞く。今学期は主にサーベイをするメンバーが多かったが、3ヶ月で100本近くリストアップしてもらうことで、ようやく研究に対するコメントがそれっぽくなってきたように思う。来年度は、外部から進学してくる大学院生にも、GW 明けから毎週10本のリストアップをしてもらうようにしよう。(サーベイなしに研究テーマを決めろと言う方が無茶だと思ったり)

午後は [twitter:@kiyota_yoji] さんに研究室まで来てもらい、学生向けに企業における研究テーマや課題についてトークしてもらったりする。ちょっとタイミングが悪く、7月末だとほとんど全ての人は夏休みにやることが(少なくとも8月までは)決まっているので(というか、さすがに決まっていないとまずい)、新しいことに取り組むとしても、もっとも早くて9月だろうか?

企業の人との連携方法も毎年模索しているが、大学の手続きも時間がかかるし、だいたい3月までに一度相談しておいてくださらないと、4月以降に来ていただいても、その年度に連携をスタートするのは難しいように感じている。今年実際に学生がインターンに行ったり、共同研究で動いたりしている企業は、例外なく昨年度中までにファーストコンタクトがあった(こちらからコンタクトしたケースもある)し、大学は教育機関でもあるので、気長に付き合っていただける企業の方を大事にしたいと思う。

夕方は研究室の寸法を測ってレイアウトを考えたりする。8月には新しくミーティングチェアが来るし、かついま文部科学省の国費留学生の受け入れ問い合わせが来ていて、人数的に入るかどうか微妙で、もしかすると半年来日を待ってもらい、かつ半年東京外大みたいなところで語学研修をしてもらい、2017年4月から進学、というような形になりかねないので、物理的にどこまで入るか確認したかったのである。(次の冬季の大学院入試から、定員を設定する予定。)

学生室は現在20席あるので、20人入れることは確実なのだが、22人入れるか? 24人はどうか? ということを考えて配置してみて、どのように動かしても(ロッカーやサーバを移動してスペースを空けない限り)20席が最適な気がしているが、レイアウトを変更すれば、一応22席は可能そう(ロッカーを1つ廃棄、サーバをサーバ室に移設すれば、たぶん23席可能)。学部生が5人来ると厳しいので、来年度の学部生は定員4人で申請するしかないなぁ。

研究室によっては学部生には固定座席を与えていないところもあると聞いたが、固定座席がないと研究室に来にくいし、どうしたらいいんだろうなー。NAIST のように、学生が多い研究室はもう1部屋もらえればよいのだが……。