朝の通勤でたまたま航空宇宙システムコースの先生と一緒になり、雑談をしながら出勤。こちらの先生は、自分が採用の面接を受けたときに航空宇宙システムコースのコース長で面接に来てくださっていたので、自分がこちらに来てからも廊下で歩きながらときどき話をしてくださったりしているのである。
「最近は朝まで研究室にいたりしないんですか?」と聞かれたが、赴任直後に授業の準備で授業日の前日は毎回午前2-3時までかかっていたのを覚えてらしたようだ(汗)さすがに娘が生まれてからは厳しいですね、と答えたが、最近は授業の準備にそこまで時間はかからなくなったので(学生の満足度がどうかは分からないが……)、前日中に終わらせることができているのである。
しかしお話を聞くとやはり授業を受け持った直後は、教授から引き継いだ一連の講義資料でもないと、シラバスを作るのですら大変で、準備に追われる、というのはどなたも一緒らしい。着任した直後、前期と後期それぞれ2コマずつ(新規のものを含む)授業があってとても大変だった、というお話を伺うと、自分は着任した年は前期に1コマ後期に0.5コマに軽減してもらい、2年目に前期1.5コマ後期0.5コマで、3年目の今年にようやく前期2コマ後期0.5コマなので、相当緩めていただいており、大変ありがたい。(これとは別に大学院の授業が後期に1コマあるので、合計すると3.5コマ)
午前中は学部1年生のガイダンス。首都大のシステムデザイン学部は3年生以降は日野キャンパスだが1-2年生は南大沢キャンパスなので、1年生が日野に来るのは1年のうち今日が最初で最後である。
日野キャンパスの教員をみんな知らないのでは、ということで、一応全教員が挨拶することになっていたのだが、集まりが悪く、1/3くらいの教員しか挨拶していない……。3年次になるまで授業のない教員だと、本当に全然会わないまま進学してしまいそうである。
他の先生方の研究紹介、というか研究の話をしてもみんな分からないだろうということで、授業紹介を聞いていたのだが、そういえばうちは機械学習の授業がない。パターン認識の授業はあるのだが、機械学習の授業はあってもいいように思う。学部3年前期に入れられればいいのだが、授業の依存関係的に学部3年後期以降にしか入れられないので、入れてもあまり嬉しくないかもしれないが……。これ以上は学部2年に専門の授業を増やさないと無理っぽい。
午後は大学院の新入生ガイダンス。新入生なのでさすがにほぼ全員が出席。単位の取り方の説明が若干面倒くさいので、確かに説明を聞いた方がいい。あと、一昨年くらいから、修士論文の審査願を提出する前(1月上旬)に対外発表をすること、という内規が付け加わったので、それを周知しておく必要がある。
自然言語処理分野だと、2ヶ月に1回開催される情報処理学会自然言語処理研究会(NL研)が通年で発表できる場なのだが、1月の NL 研では審査願の提出に間に合わないので、原則として11月までに(修士論文に関係する内容を)発表しておかないといけない。いまうちの M2 学生で、修士論文に関する発表をしているのは6人中1人だけなので、残りの5人は5月、7月、9月、11月のいずれかの NL 研で発表してもらう予定なのだが、ちゃんと発表して(というか、発表できるように研究を進めて)ほしい。
夕方に研究室のガイダンス。20人が勢ぞろいするのは初めてである。昨年度まで10人だったので(その前は5人だった)、どうなることかと思ったが、物理的にはなんとかなりそう。各自自己紹介をしたり、座席を決めたり、計算機の配分を決めたり。本格的に始まるのは水曜日からだが、今後が楽しみである。
そういえば、今週の土曜日の4月11日に研究室の新入生歓迎 BBQ を立川の昭和記念公園で開催予定(11時から買い出しなので、焼き始めるのは11時半くらいから? テントがレンタルできるので雨天決行)である。お近くにお住いの方など、研究室に関係する人でもしない人でもご自由にご参加いただければと思うので(残念ながらうちは都合が合わず妻が仕事なので娘は実家で預かってもらうが、用事がなければ娘も参加予定だった)、参加予定の方は Twitter では幹事の [twitter:@shin_kan0] くんに、メールでは小町までご連絡いただければ幸いである。
(昨年は、平日開催だったので学外の参加者はいなかったが、同じ首都大の高間研、石川研の人たちが参加して、総勢20名弱だった)