発表練習のフォローアップ

朝から修士の学生の期末評価があったのだが、娘の体調もよくなくて火曜日は保育園を休ませたし、今日は午後から雪が降る予報だったので、家で面倒を見てもらうことに。意外と娘の機嫌がいい。

午前中から午後にかけて、ずっと大学院生の研究発表を聞く。学生のころは、質問もできないのになんで研究発表を聞きに行くのだ、と思っていたものだが、教育目的の研究発表の場合は副査の教員がコメントしないといけないので、学生がコメントをする時間が取れないことが多いのは仕方ない気がする(そのため、当研究室では発表練習のときに、大いにコメントを言う練習をしてもらう。そうでないと、他人に有益なコメントをする能力が身につかない)。

とはいえ、コメントというのは言いっ放しにするのはよくなくて、ちゃんと言ったコメントが取り込まれているかチェックしたほうがいいので、もし仮にその場で新しいコメントができないにしても、前回伝えたコメントをどのように対応したのか確認するために、出たほうがいいと思っている。(ちゃんとチェックしないと、いくら指摘しても変えない人が出てくる。ただ、適当なところで諦めるしかないと思うし、学内の発表ならどのような不利益があろうと最終的には本人の選択なので、強引に変えさせるのもよくない。)

午後は研究室でポスターの相談を受けたり、M1 の人たちの研究の実装の話を聞いたり。だいたいみんな使うツールは同じようなものだし、パラメータの指定の仕方なども似ているので、他の人の進捗報告もちゃんと聞いておいたほうがいいと思い、進捗報告で公開デバッグすることもあるのだが、みんながいるところだと具体的なツールの使い方や実装の細かいところまで付き合うことが難しいので、適宜こういう時間も必要。

夕方は事務処理や会計処理。予算を使うのは別にいいのだが、発注手続きが面倒でついつい後回しになってしまう。松本研では購入希望のものがあったら Amazon のリンクを貼ってもらっていたのだが、そういうふうにしてもらったほうがいいのかな。