事務処理を時間をかけず片付ける

朝6時から1時間ほどメール処理。これからどんどん朝(夜)が寒くなり、6時以前には起きられなくなっていく予感。

午前中はハイパー事務処理タイム。今年度はテンプレートだけ用意して学生各自で記入してもらうという方針にしたので、全部ちゃんと提出があるかどうか心配なのだが、8-9割がたの学生はちゃんと出してくれているようで、ほっとする。記入に不備があって再提出になる学生が半分ほどいるので、事務処理日には全員がちゃんと研究室に来てくれると話が早いのだが、いない場合はちょっと手間。

アルバイト代や旅費も、研究以外のことをしたら(ボランティアでなければ)対価を払うべきだと思っているし、旅費も(私立大学は理工系でも基本自腹だと聞くと)自腹はありえないと思うので全て研究費から出すのだが、それに伴って出してもらわないといけない事務書類を出してくれない場合、何回も督促するのが憂鬱。

書類を出さない人には払わない、とできればいいのだが、そんなリスクを負うならそもそも発表したくない、という学生も出てくるかもしれないし(実際、国際会議に投稿して採録までされておいて、発表にどうしても行かないといけないですか?本当は行きたくないのですが、と言われた、という話を聞いたことがある)、研究を発表したり外部の集まりに行ったりする心理的障壁は極限まで減らしたいので、これは仕方ない気もする。

旅費はまだしも、アルバイト関係の書類が自分的には一番面倒くさいので、企業の人との共同研究などで学生に仕事をしてもらう場合、可能であれば企業側で直接雇用してもらうようにしている。そうすれば、書類を出さないでお給料がもらえなくても自分の管理下ではなく、学生個人の責任で解決してもらえばよいので……。

事務書類、積み上げると20cmくらいになって、提出したら「こんなにあるのですか」と驚かれたそうだが、来週も少ないながらまだ3割ほど残っているので、持ち越しがあること、言えない……。

途中、少し大学院教務委員会で中座。大学院教務の仕事、定例の会議に出るのはそこまで負担ではないのだが、大学院の成績関係がけっこう大変。まあ、それでも学部教務よりはかなり楽だろうと思うし、なにより南大沢に行かなくていいので、1年かけて慣れて来年は慣性(惰性)でできればなと考えている。

午後は情報抽出勉強会、機械翻訳勉強会に深層学習勉強会。

情報抽出勉強会、いまは M2 の人ばかりなのだが、論文を書いているフェーズの学生と実装しているフェーズの学生がいる。実装中の人に関しては、ベースラインの実装が9月いっぱいで終わるかどうかが気がかり。

機械翻訳勉強会では、機械翻訳ワークショップの進捗報告や YANS(NLP 若手の会シンポジウム)の参加報告、企業訪問の報告を聞いたりする。ワークショップ関係、なんだか進捗が少ない気がするのだが、やはりみんなが休んでいると捗らないのだろうか? (システム開発はやりたくても)論文を書きたくないなら、参加しなければよかったなぁー……。卒論や修論は学生の単著なので自分が書くことはありえないが、共著の論文は自分にも内容に責任があるので、出さなければならない論文だと自分が(実験結果をもらって)書くしかないし……。(参加したら書かなければならない系のものでなければ、単に投稿するのを止めるだけでいいのだが)

深層学習勉強会では、少し進捗を聞くが、学生の数があまりいないのですぐ終了。個別にやるのも無駄が多いので、来週は情報抽出勉強会と合同でやることに。研究グループのサイズとしては、各学年からまんべんなく、合計4-5人になるとよいと思っているのだが、いま2人しかいないし……。