年次大会原稿の添削の100本ノック

木曜日を言語処理学会年次大会の原稿の第1稿〆切にしていたので、少しずつ原稿が(GitHub 経由などで)上がってくる。午前6時から1時間半ほど添削。通しで見るのは初めてなので、思ったより時間がかかる。というか、最近添削をほとんどしていなかったので、1回の往復にどれくらい時間がかかるのかを見誤っていた。午前中で5本の原稿の添削をするはずが、これでは2本が限界である(去年は1本も出せなかったので、嬉しい悲鳴)。

10時半に出勤し、学内の委員会の仕事。この時期書類をもらってから〆切まで24時間ない仕事が多く、けっこうギリギリである。来年はもっと余裕を持ってこの時期を過ごしたい。年次大会に原稿を書く人が増えることを考えると、早めに準備してもらうか、お互いコメントしてもらうか、あるいはその両方だが、どうなるかな……。

自分も初めての年次大会の原稿は、当時 D2 だった ryu-i さんにものすごく丁寧に見てもらったが、ryu-i さんはご自身でも自分の研究の原稿を書いていて、添削しつつ実験しつつ論文も書くってどんだけすごいんだ(自分は添削を反映するだけで精一杯で、毎日徹夜で研究室の机に突っ伏して寝ていた)、と思ったものである。結局自分が他の人の原稿を添削するようになったのは助教になってからだが、添削してみて初めて分かることも多々あったし、余力のある人は添削してみるとよいと思うのであった。

結局昼過ぎまでかけて、委員会の仕事の合間に作業したこともあって、合計2件しか添削できず。こういう添削はターンアラウンドを短くする、すなわち更新されたバージョンが来たらすぐ打ち返すのが重要だと思っているのだが、どれだけがんばって時間を確保しても1日以上遅れそうで、申し訳ない。

午後は SICP(プログラミングの基礎)勉強会。リストや木といったデータ構造について学ぶ。このあたり、自分も SICP を読んで(手を動かして)初めて「あ、そういうことだったの」と腑に落ちたこともあり、うちの学生にはぜひこのあたりをしっかりやってもらいたい、と思うのである。(みんなすでに知っているかもしれないけど)

夕方はさらに学内の委員会。今週、半分以上これ関係の書類だったりなんだり。去年一通りやっているのでまだましだが、これ新しい仕事だったら、いまの仕事量的に破綻しそう。マージンを確保しておかないと……。

委員会後、年次大会の原稿の3件目を添削。5人中4人が提出してくれていたので、全部金曜日中に返したかったのだが、時間切れになってしまい、無念。

19時からはいろいろあって、三者面談(例外中の例外で、こういうのは10年に1回くらいだと思うけど……)。話していると気が付いたら21時半でびっくりしたが、これで先に進めるといいな。