午前3時から国際会議の論文の査読。一応目を通していたのでそれほど大変ではないことは分かっていたのだが、こんなギリギリまでやらなかった自分を呪いたい。(この国際会議の査読はかれこれ3回目だが、ときどきものすごく分野外の論文が割り当てられて、査読するだけで死にそうになることがある)
朝の9時半に着くように出勤。9時半に大学にいるためには8時に家を出ねばならず、ちょっと早い。朝に娘の散歩やお風呂、ミルクをあげたりする育児、洗濯物干しやゴミ出しなどの家事を自分がしている都合上、早すぎるとそのぶん妻の負担が増えてしまうので、いつもより早く家を出る場合は2日以上前に言う、ということになっているのだ。最近、前日に「明日の1限の時間(9時〜10時半)ダメですか」と言われることがままあるのだが、前日だとさすがに無理なので、早めにアポイントメントを取ってもらえればと思う。
で、朝は書類関係のお仕事。ミスがあるといけないので、幹事2人でダブルチェックするのである。作業自体はそんなに大変なわけではないが、なにかあった場合の責任の分散と、本当に2人でチェックした方がミスを防げるので、こうなっているのであろう。
続いて情報理論のまとめの授業。60ページくらいを60分で話すので、時間が圧倒的に足りないかと思いきや、やってみたらちょうどいいくらいだった。復習だったからかな。これまでの小テストを全員に返却したら、顔面から汗が垂れ、冷や汗もの(?)だった。
午後は学部3年生の後期のプロジェクトの班決め。1班4-5人を13班作り、
といった5つのテーマに割り振るのであるが、班の編成もテーマの割り振りも学生に自分たちで調整させる。心ある学生は、じゃんけんしないでも友人に譲ってあげたりして、いい子たちだなと本当に思うのだが、それでもやっぱり譲りたくない人もいるわけで、最後は毎年大じゃんけん大会になる。
じゃんけんで一喜一憂するのを見るのはある意味おもしろいのだが、班単位でテーマを跨いで移動したりするにもかかわらず、班のメンバーが固定されていなかったりして、今回もテーマと班割まで決定し、解散したあとに「メンバーが最初と入れ替えわっていたので、班を変わっていいですか」という問い合わせがあったり(毎年あるらしい)、あまりよろしくないようにも思う。まずテーマごとの人数を決めた上で、その中で班を決めたほうがいいのではなかろうか。(逆でもいいけど、要は片方を固定しないとうまく収束しない)
午後も少し査読の続き(微妙にロスタイムで終えた査読が投稿できなかったが、いったんクローズしてしまった査読システムを再度開けてもらった)。なんとか全部終えてほっとする。
夕方は言語処理学会の編集委員会。上記の班決めなどがあり、1時間弱遅れて到着すると、すでに編集委員会は終わって雑談モードになっていた(汗)自分が報告しないといけなかった事項だけ手短かに報告。ご飯を食べながら F 越さんとお話したり。言語処理学会はアットホームなところがいい。