面倒見のよい教育をするには時間が必要

午前中はひたすらメール処理。メールの返事すら滞り気味だが。

昼には学会の仕事。けっこう確認することがある。サクッとやってしまいたいのだが、なかなか時間が取れなかったのであった。来週以降は演習がないので、一気に片付けよう。

午後は昨日に引き続き、大学院の演習の相談。アポイントメントを取ってくれるとよいのだが、突然だったので、言語教育勉強会を欠席してしまった……(また後日、と言えればいいのだが、来週明けにすぐ進捗なので、他に時間がないようなのである)。

昨日に説明したことを、今度はMacを持ってきてくれたので、実際にMacPortsから入れていく、という作業。高専出身だそうで、Twitterで「分からない、やばい」とつぶやいていたら、高専時代の先生がMacPortsのインストールの仕方からターミナルの起動の仕方など、いろいろ教えてくれたらしい。卒業してもサポートする、素敵な高専の先生である。高専の実習でMySQLは使ったことがあるらしいが、PostgreSQLは使わなかったそうで、そのあたりも分からないポイントだそうである。

結局一番原因が分からず詰まったのは、(ファイルをダブルクリックしたら開く)TextEdit で json ファイルを書き換えると、二重引用符や引用符を勝手に開き二重引用符や閉じ引用符で入れてしまうことで、画面で見ても違いが分からないので難儀した。これ、学生だけだったら見つけるのはほとんど不可能ではないかと思う……。

とはいえほとんどの作業は流れ作業で、待ち時間がけっこうあったので、大学院の話や高専の話、今後の進路の話など、いろいろ話すことができてよかった。こうやってチュートリアル的にインタラクティブにやれると、時間はかかるがやっぱり楽しい。多くの人数を相手にすることができないのが悩ましいところだが、やっぱりNAISTみたいな余裕のあるところじゃないと、こうやって学生に合わせて付き合うのは厳しいのかな。時間がないと自分の研究室の中だけしか見られないが、時間があれば自分の研究室外の学生にも付き合いたいし、もっと言うと卒業生や学外の学生が詰まっていたらアドバイスしたりもできたらよいと思っている。ただ、自分の足下をほったらかしにして他のことにばかり首を突っ込むのは本末転倒なので、なかなか思うようにはいかないところ。

夕方もひたすらメール処理。ちょっと今週は突発的な割り込みが多くて全然終わっていない。あと、アルゴリズム演習の提出者一覧を作ってほしい、と学生からリクエストがあったので、作成。再提出と伝えているのに出していない学生も多く、見落としがないかの確認に相当な時間を取られる。これも来年はちょっとやり方を考えないと……。ただ、出しっぱなしはお互いよくないと思うので、再提出をしてもらうのは変えたくないのだが。

夜、どうしても今日中に出しておかないと、と思ったメールだけ返事して帰宅したのだが、駅の駐輪場に置いていた自転車のライトのケーブルが切られていた。故意か事故か分からないが、凹む……。