野焼きができるスペースがあちこちにある場所は都会ではない

お昼にたくさん食べてお腹いっぱいになる。今週はとうとうコタツを出したので、下半身が暖まってよい。

家でくつろいでいると何やら異臭が。エアコンかなにかが焼けているのかと思ったが、外に出てみると、どうやら家から20mほどしか離れていないところで野焼きをしているようなので、苦情を言いにいく。ビニールのような化学的な物質でなくても、低い温度で低酸素状態で焼くとダイオキシンが発生するので、大体の市では無届けの野焼きは禁止されているのである。

行ってみると、どうやら先日の台風で折れた木の枝を燃やしているらしく、小さい枝はゴミとして出したものの、大きい枝は引き取ってくれなかったので庭で燃やしているそうで、仕方ない気もするのだが、我々もいまは切実な時期なので、申し訳ないが止めてもらえるようお願いする。

夜は「ステキな金縛り」という映画を見る。半沢直樹を見たときも逆転裁判っぽい演出だなと思ったが、こちらは題材も逆転裁判だったか……。

本屋に平積みになっていた「ビジネスマンが大学教授、客員教授になる方法」を買って読む。

読み終わってこれが1,100円もしたことに気がつく。古本屋の100円コーナーで売られていたら読んだらいいと思うが、この値段で買って読むのは正直お金と時間がもったいない。論文の書き方なんてこんな本で学ぶものではないし、公募の裏側が書かれているわけではないし(まだ准教授だから人事には関わっていないだろうし、仕方ないけど)、これはどう考えても前著の「1勝100敗」のほうが参考になる(この本に書かれている、応募する側のコツというのは全部前の本に書かれているものの繰り返しである)。

こういう二番煎じの本を企画する人は、一体何を考えているのだろうか?(自分のように劣化コピーでも買う人がいるからだろうけど……)

ちなみに大学で働きたい人はどんな分野だろうと博士号を取得するのが近道であることは本当で、もし大学で(実務家教員であれ)働きたいと思っている人は、できるだけ博士号を取得する余裕のあるうちに取得しておくとよいと思う(若くても年配になってからでもいいが、一般的に若いときのほうが時間に融通も利くので楽)。(仕事に関係あるテーマだったとしても)仕事をしながら取得するのは大変だと思うが……