過去の事例が議事録で確認できるのは大事

朝は 事務の方にお部屋までご足労いただいたり……。事務の方はスペシャリストだから詳しいのかと思いきや、教員も職員も大学運営の仕事を毎年ローテーションで担当しているので、過去の事例に関する知識が頻繁に失われてしまうのである (一応紙ベースでは残っているので、10年近く過去の例を探していただいたようである)。これ、仕方ないとは思うのだけど、なんとかならないかなぁ。

午前中、論文に入れる図を PowerPoint で作成。何が入力で何が出力であるのか、というのをはっきりさせるのが論文を書くとき (スライドを作るとき) のポイントの一つだと思う。

昼はプログラミングチュートリアル。今回は bigram 言語モデルの演習と、パーセプトロンの説明。毎回思うのだが [twitter:@neubig] さん作成のこの演習、大変よくできている。はまらずに実装すれば毎回1時間くらいで終わるようにできている一方、ありがちな落とし穴にはまるとけっこう時間がかかるような、そんな感じ。ただ、実際自分で書いてみてよくある間違いにはまってうんうんうなってから答え合わせをしたほうが、強烈に印象に残るだろうし、そういう意味でも大変バランスが取れている。それぞれの話題が言語処理に密接に関係している、というのもとてもポイントが高い。

午後は会計処理。研究費で購入した物品は全て3点セット (見積書、納品書、請求書) を揃えて出す必要があるのだが、紙1束買ってもそれぞれについて出す必要があるので、1カ月分10セットくらいをひたすら書く。秘書の方がこれまでやってくださっていた作業 (自分がやるのはせいぜい3点セットをお渡しするくらい。場合によっては「これ買っておいてください」と伝えるだけで、全部やってくださっていた) であるが、これは大変……。

夕方は昨日の情報通信コースのコース会議の議事録作成。すぐやらないと忘れてしまうので……とはいえ2時間以上取られる。委員会ごとにみなさんそれなりの分量の議事録を作成して共有してくださるので、かなり情報共有ができてよい (紙ベースではなく電子媒体でいただけたらさらにありがたいのだが……)。とはいえ、自分は月1回だからいいものの、教員全体で考えると相当な時間が議事録作成に取られているのではなかろうか。