論文執筆は最初大変でも徐々に収束していく

午前中は実験運営委員会。学部の雑用担当なので、出席する必要があるのだ。といっても今年はほぼ聞いているだけ。ただ、来年は自分が校費の配分をしないといけないので、門前の小僧よろしく仕事の内容を記憶しておかないといけない。

あと、後期に学部3年生向けのプロジェクト実習 (研究室インターンシップ) があるので、教員の担当割り振りも。新しいテーマの検討を拝命したのだが、自分の研究室に来ることになった学生たちの面倒を見るだけでいいのかと思いきや、1テーマ当たり3-4グループが配当されるので、他の先生方でも面倒が見られるようなマニュアルを作ったりしなければならないらしい……。言語処理関係ではけっこう共通タスクがあるので実施するのは可能だと思っていたが、それはちょっとすぐにやるのは難しいかも。1-2年かけて準備する感じだろうか。

今年度は (単年度ではあるが) メニーコア・クラウド系の教育プロジェクトが採択になったそうで、末席ながら協力することに。GPGPUはそんなにやってないので、これを外圧として勉強するつもりで……。クラウドの教育という割には Hadoop 演習をしたりするわけでもないようで、担当してもいいかなぁと思う反面、助教1年目のとき大規模データ処理を勉強会でやったのに、付き合ってくれる人が (2010年当時) いなかったので断念したこともあり、1年でやるのは厳しいのではないかとも思う。まあ、研究科としては力を入れていきたいところのようなので、陰ながら応援する程度には手伝えたらなとは思うが……。(大規模データ処理を教える前に、ちゃんと計算量だとかプログラミング言語だとかについて教える必要があり、学部3年生向けだと厳しいのではなかろうか。学部4年だともう授業に出て単位は取らないだろうし、修士1年生向けになるのかな)

昼過ぎに情報通信システムコースのコース会議。今回からは自分が幹事として取りまとめ役であり、配布資料も全部印刷して教授・准教授の人数分用意しないといけないし、責任重大。

某 委員の仕事、簡単だと言われていたのだが、いろいろとややこしい。これが簡単な部類だったら、他の仕事はいったい……。

夕方は4時間ほど国際会議投稿予定の原稿の添削。ゴールデンウィーク前にいただいていたのに1週間以上 (というか2週間近く) 開いてしまって申し訳ない。原稿の添削は、最初は時間がかかるけど、段々スピードアップしていくのが楽しいし、どんどんよい原稿になっていくのは嬉しいものである。1回のコメント反映にかかる時間はどんどん減少していくため、(同じメンバーであれば) 何回か繰り返すと必ず収束していくので、収束していくのを見るのが好きなのかもしれない。(このあたりは自分はバグを潰すのが好きな性格由来なのかもしれない)

とはいえ、人によってはときどきコメントを何回しても収束しない (書いても無視されたり、変更する箇所は正しいが変に直したり、正しかったのでなにもしなくていいところをなぜかぐちゃぐちゃにしたり、新しく書き加える部分がことごとくおかしかったり) ことがあり、そういう場合は大変疲れる。