細かく進度確認を何度もするほうがあとあと楽

朝、車で来ると車間距離を取っているのに割り込まれたり、車線変更しまくって進む車がいたりして、関東より関西のほうが運転が荒いのかと思っていたが、少しでも早く目的地に、というせせこましさは東京のほうが上かもしれない。電車で通勤しようが車で通勤しようが、東京という環境がそうさせているのだろうけど……。

午前中は講義と小テスト。講義で話すことには慣れてきたのだが、本来自分がやりたかったような授業とは隔たりもあり、がんばりどころである。元々引き継いだシラバスからの改善点として、2回の授業内の小テストがあるのだが、今日はその1回目。

30分の時間で持ち込み可、難しい問題は排し、授業内で3回演習した問題の数字だけ変えて出したのであるが、それでも1割くらいの人は半分も解けていなかった。これはどうすればいいのだろう……。とりあえず、10分くらいで終わるもっと小さい課題を何回も手を動かしてやってもらったほうがよさそうである。何ヶ月も経ってできない状態になってからでは手遅れで、分からないことを早い段階で気づけば簡単に追いつけるし。

午後は英語学習者の文法誤り訂正タスクの原稿の添削。来週の木曜日の夕方が〆切なので、あまり日がないのだが、昨日1stドラフトを用意してもらったのである。残り2週間を切っているので正直厳しいところだが (全員システムの結果提出直前まで実験をしていたので仕方ないのだが)、できるところまで改善するしかない。

やっぱり一度日本語で研究会・全国大会などに原稿を書いてもらって添削したものがベースで書けるのと、全くそういうものがなく直接英語に赤を入れなければならないのとで、だいぶ違う。一度しっかり論文を書くプロセスを体験した人ならいいのだが、そうでないと本質的でないところに時間を取られてしまい、限られた時間がもったいないのである。

車で帰るのは速いと思っていたが、18時以前に帰ると混んでいる。日が落ちてからだとスムーズに帰れるのだが……。一長一短である。