とにかく書き始めるところがスタート

午前中、自然言語処理のプログラミングチュートリアル。今年は[twitter:@neubig]さんの作った資料を使わせてもらっている。首都大の学生は授業では基本的にCを使うので、Javaも使ったことがある程度だそうだが、スクリプト言語は使ったことがない、というわけで、Pythonの導入から入ってくれるのも親切である。

言語処理のプログラミング基礎を学ぶというコンセプトでは、東北大の言語処理100本ノックもあるのだが、@neubig さんのチュートリアルが優れているのは、プログラミングをしていると自然と言語処理の基本も身につけることができるという点で、これまで首都大では言語処理の授業がなかったそうなので、演習しつつ言語処理の基礎知識も解説する、ということができることである。

もちろん100本ノックは100本ノックで、自然言語処理でいかにも使いそうな小技をカバーしているので、これはこれで意味があるし、やる内容がだいぶ違うので、両方やってもいいだろう。(ただし、100本ノックは自習には不向きである)

午後は面談。結局プログラミングは自転車に乗ったり泳いだりするのと同じで、いくら畳の上の水練をしても泳げるようになるわけではなく、あるところで心を決めてえいやと書いてみるしかないので、細かいことはさておいて、書き始めることだと思う。

夜は渋谷のスウィートリーフで同窓会。自分が首都大に来るということで [twitter:@uchumik] さんが企画してくれたのだが、某Y社OBを中心に11名ほど集結。現在もY社なのは2人のみ。イギリスから[twitter:@nokuno] さんまでかけつけてくれて、嬉しいね!(※この会のためではない)

自分の周りのエンジニアに学部卒の人がほとんどいないので、首都大で大学院に進学する人が少ない (最終的には7割進学するらしいけど) と聞いて意外な感じなのだが、当たり前のように進学するのは東大や東工大だけだという話で、そうかぁ、と思ったり。確かに文3の同級生はそんなに大学院に行っているわけでもないし、そんなに一般的ではないのかな。(7割進学していたら十分進学しているほうなのかもしれないが)

2次会はヒカリエに移動。楽しい話に打ち興じていたら、24時近くなり、終バスがなくなってしまった。それでも余裕で電車はあるのはさすが東京……。