成田〜ムンバイ直行便はビジネスマンばかり

朝4時半に起きて出発。朝早いので乗合タクシーを頼もうとしたら、松本先生から「2時間前に伊丹に行く必要はない、そもそも朝の6時だと何も空いていないのでは」と言われたので、予定を変更して京都駅まで近鉄で (JRの始発より10分早く京都駅に着ける)、そこからは空港バスで行くことにした。

雪が降るかもしれない、という予報はあったものの、蓋を開けてみると気温はそこまで下がらず、予定より早く空港に到着。「国際便への乗り継ぎで手荷物がある場合は出発の1時間前までにカウンターで預けること」と書いてるのに、1時間20分前になっても係員がいなかったので、松本先生の言うことが正しかったようである。5分後に来てくれて処理してもらえたけど……。

ちなみに、今回は伊丹から成田経由でムンバイなので、伊丹で預ければムンバイまで運んでくれるようだが、帰りのムンバイから成田、そして成田から羽田は自力で移動して羽田から伊丹に移動するときは、成田で一度引き取らないといけないようである (当然かもしれないが)。成田から宅配ボックスで送ったほうが楽かもしれない。

金曜日持って来ようとして研究室に置き忘れていた南アフリカインドの Lonely Planet (英語版の「地球の歩き方」みたいなもの) を搭乗口で [twitter:@shirayu] くんから受け取り (ありがとう!)、成田に向けて出発。チケットはエコノミーのはずだが、なんだかビジネスクラスのシートに乗せてもらった気がする。1時間程度しか乗っていないため、機内食を食べるわけでも、寝るわけでもないので、狭くても別にかまわないのだけど……

成田では乗り継ぎの時間が1時間弱で、間に合うか不安だったが (海外で乗り継ぎに失敗したことが過去2回ある)、さすが日本、全然問題なくセキュリティチェックとパスポートチェックをクリア。ムンバイ行きの飛行機の搭乗口に離陸40分前に来てみたが、逆に係員の人以外誰も来ていなくて不安になるくらい。

妻に出発前の電話をしたりして、ぼちぼち人が集まってきたので、搭乗。[twitter:@hjtakamura] さんと一緒になる (座席も2つ隣)。先日の韓国のときも同じホテルだったし、今年はなぜだかかなり遭遇率が高い (国内の会議でもよくお会いする)。そういう年なのだろうか。

実はこの成田発ムンバイ行きの飛行機は、途中福岡で給油のために一度降りなければならないのだが、それなら福岡から乗らせてくれてもいいのに、そうはなっていないようだ。乗客は全員日本人で、ビジネスマン風の人ばかりである。むしろ@hjtakamuraさんと自分が浮いているような気がするくらい……。

福岡でももう一度妻と電話して別れを惜しむ。18日には東京に来てまた会うのだけど……。3年前に行ったハイデラバードよりムンバイのほうが危険な場所らしいので、何があるか分からないし。

福岡からムンバイまでは13時間のフライト。エコノミーだが座席が広く、新幹線のグリーン車くらいの広さがあるので、快適。リクライニングがほとんどできないのだが、ここでビジネス席と差別化しているのだろうか。

iPad mini で本を読んだり、日記を書いたり、手帳に研究のアイデアや今後の方針などをまとめたり。ブレインストーミングするには手書きのほうが電子的にやるより捗るのである。単なる下書きで、近いうちにちゃんとしたものを書くための叩き台なので、あとから検索できたりする必要がない、というのも、手書きにしたくなる理由の一つである。

まとめていて気がついたが、いま M1 の人の研究の進捗は電子的に保存してあるのに、M2 以上の人の研究の進捗は電子的に保存していなかった (紙の手帳に書いてある)。全部統一したほうがいいよなぁ、と思ってそのままになっているのだが、途中から変えるのも難しいので、いま電子的にメモしている人だけ継続、という感じかなぁ。

ムンバイには少し遅れて夜8時半ごろ到着。空港で1万円両替。5,100ルピーしかくれなかったが、あまりレートがよくないか、手数料をかなり取られている? 空港内の ATM に国際キャッシュカードを入れて使えなかったので、仕方なく両替所に行ったのだが、両替した直後、背後に国際キャッシュカード対応の ATM があったことに気がつく。不覚。空港からホテルまではタクシーで300ルピー。足りるかなぁ……。