NL220@福岡: 1月の研究会で40人を超す大盛況

午前2時に起き、言語処理学会年次大会のプログラム委員のお仕事。今週の水曜日が〆切なので、いろいろ確認すべきことがあるのである。

午前5時半に家を出て、羽田に向かう。情報処理学会自然言語処理研究会(NL研)が福岡で開催されるのである。40分前に空港に着き、余裕で搭乗する予定が、山手線がなぜか遅延していて、結局空港に着いたのは離陸の21分前。駅からダッシュでカウンターに行き、自動チェックイン機でチェックインしたら、なんとか受け付けてくれたので、胸をなでおろす。保安検査所を抜けてゲートに行くと、もう搭乗が始まっていたが、間に合ったようである。あーよかった。

福岡空港からは地下鉄で会場となる九州大学医学部百年記念講堂へ。九州大学はキャンパスがあちこちにあるようだが、九大病院に隣接するこの講堂は都心(県庁前)にあり、アクセスがよいようだ。

午前中はNL研の運営委員会。といっても委員は6人。やはり地方開催だと、幹事以外は発表でもないと来ないよな〜。

午後からNL研の発表である。今年度は Ustream による動画配信を行っているので、設定をしたりなんだり。9月、12月と同じ機材でやってきているので、さすがに慣れてきた。情報処理学会が配信を今後ニコニコ動画でやる、というアナウンスが流れていたが、NL研も情報処理学会参加なので、そのうち影響があるだろう。機材(AVミキサーとマイク)さえあればなんとかなるので、あとは人員の確保だろうか?(配信の設定は一度してしまえばそこまで大変ではないのだが、配信中は常に配信状態をチェックし続けないといけないのが、定常的にかかる負担)

会場はちょうどよいくらいかと思いきや、40名ぴったりの参加者で、1月の研究会にしては大盛況。優秀研究賞を創設したせいか、福岡という場所がよかったのか、真偽は不明だが、来年度に期待したい。最近NL研の日や原稿の〆切が、国際会議の論文投稿〆切や、言語処理学会の原稿投稿〆切と被っているという意見をいただくのだが、会場の都合と主査・幹事の予定とすり合わせ、できるだけ参加しやすい日程にしたいと思う。

夜は懇親会。Google Forms で申し込んだはずだが記録がないという話で、自分の記憶違いかと思ったが、同じく自分の研究室から申し込んだはずのもう一人も記録がないそうで、謎が深まる。この2日後、同じくらいの時期に別件で Google Forms から登録したものもどうやら記録されていなかったようで、もしかすると首都大と Google の間のネットワークに問題があったのだろうか?Google Forms のいいところは簡単に登録フォームが作れるところだが、よくないところは、デフォルトでは登録した本人に控えが送られないので、登録できたかどうか登録者が確認する方法がないことである(設定すれば可能だが、設定されているかどうか登録者は知りえないし、メールを送るよう設定するのも自明な方法ではない)。

午前中は [twitter:@kevinduh] さん、懇親会では NAIST の学生さんたちと話して、研究の話ができてよかったと思う反面、うちの研究室からまだ NL 研で誰も発表できていないので、羨ましく思う。まだうちは研究室ができて2年目だから仕方ないとは思うが、研究的に食い込んでいきたいところである。