首都大学東京・日野キャンパスの最寄り駅は中央線豊田駅

朝4時に起きて荷造りとチェックアウト。もう少し余裕があれば、せめてホテルの周りを歩いてぶらぶらしてみたりできたのだが、タクシーを呼んでもらって空港に直行。朝6時なのだが、空港はすでに車でいっぱいで、人もたくさん。先日伊丹に朝6時に行ったら本当に店が開いていなくて (チェックインカウンターも空いていなくて) 驚いたのとは対照的である (国際線があるからだろうけど)。

チェックインしてから絵はがきを購入し、いつも通り10枚書いて投函。この時間、郵便局が開いているかどうかが気がかりだったが、7時を過ぎていたせいかどうか、行ってみたら開いていたので無事送ることができた。いつも送る段階になって「あ、この人の住所知らなかった!」となって、住所を知っている一部の人に毎回送ってしまう (空港で Wifi につながったら、調べて送ることもある) のだが、次回は事前に準備しておきたい。

ラウンジで一休み、と思ったら辻田さん川口さんがいらして、辻田さんが声をかけてくださったので、相席にさせてもらって、アカデミックキャリアの話をお伺いしたりする。任期つきのポストにいるならパーマネントのポストがあったらとにかくなんでもかんでもアプライすること、とおっしゃっていたが、しばらく自分は (いまの職場は任期5年だけど、15年まで更新可能なので) いいかな……。昇進したいわけでも巨大な研究費がほしいわけでもないし、いまの環境でどうやったら世界で戦える人材を送り出すことができるか、というのが一番の関心事項である。

空が混んでいるので出発が30分遅れる、とのアナウンスがあって心配したが、無事30分遅れで羽田着。17時から委員会なので帰ってくる必要があったのだが、16時に大学着で、セーフ。飛行機が遅れることも想定すると、8月の出張はもう少し余裕を持って帰って来ないとダメだな……

首都大は今日が推薦入試の〆切 (就職活動もしている人向けに、時期を分けて3回チャンスがあって、その1回目) だったのだが、首都大も修士で就職するつもりなら悪くない、というか就職先は相当よい方だと思うので、就職希望なら就職先を心配するよりは、研究室の相性ややりたいことを重視したほうがいいんじゃないかな。もっとも、博士に進学する人、あるいは進学する可能性がある人は、研究科全体でもほとんど博士に進学する人はいない (たぶん、首都大は修士での就職がよすぎるので、博士に進学する動機があまりないのと、首都大の学部生で博士に進学する気満々の人は大学院に上がる段階で内部進学しないため) ので、首都大に来るのはあまりお勧めしないけど……。もっとも、いろいろあって首都大で博士に進学することになっても、そんなにひどい環境ではないと思うが、修士から研究大学の大きな研究室でずっと5年間研究するのとはやはり蓄積が違うので。

委員会終了後、研究室で研究に関する打ち合わせのはずだったが、「ようやく南大沢に着きました。これから向かいます」と連絡があり、慌てる。首都大はキャンパスがいくつかあって、一番有名なのは2学部4研究科のある南大沢キャンパス (八王子市、最寄り駅は京王相模原線南大沢) なのだが、自分の所属するシステムデザイン学部・システムデザイン研究科があるのは日野キャンパス (日野市、最寄り駅は JR 中央線豊田駅または JR 八高線北八王子駅) なのである。もっとも、この2つのキャンパス間は車で行けば30分くらいなので、都立大学駅 (以前都立大学があった場所で、目黒区) に行ってしまうよりは近いのだが……。結局タクシーで移動してもらったようで、申し訳ないことをした。次からは、来る人には「南大沢ではないので、ご注意ください」と念を押すようにしよう (汗)

結局大学に来てもらうのではなくご飯を食べながら話しましょう、ということになり、駅前のサンガムというインドカレー屋さんでカレー。本格的なカレーでよい。店内はなぜか女性客が多かった (首都大の学生っぽいグルーブがいたのでちょっと話しにくかったが……)。エアコンの風が直接当たる席だったので、半袖だった我々は寒かったのが難点だったが、1枚なにか羽織れるものを持っていればいいだけなので、また来てもいいな〜。