予想通りうまく行かなくても前に進めるようにする

月末は団地で古紙回収の日。第三月曜日と月末の週2回なので、忘れがちなのである。

午前中はCJE++に出てみる。最近はいろいろと立て込んでいて、論文紹介の回は申し訳ないがスキップさせてもらっていて、進捗報告の回だけに参加させてもらっているのである。月1回にまとめてもらっているのでありがたい。実際に手を動かして分かったことが多い進捗だと、聞いていておもしろい。とはいえ、一つ一つの進捗がそれなりのボリュームで、たっぷり2時間。

昼から共同研究の電話会議。事情があって途中で担当者の人が交代になり、引き継ぎと今後の確認。結局担当する人がいる研究テーマは進み、そうでない研究テーマは進まないのだが、こういうのはこちらの興味あるテーマと先方の興味あるテーマが一致するかどうか次第かなぁ。

午後は研究室の全体ゼミ。M2の人が3人、M1の人が1人。修士論文を考えると、M2の人は研究テーマを変えるなら今週〜来週あたりがそろそろラストチャンスだと思うのだが、みんないまの路線で行くのだろうか。実験結果が芳しくない (ベースラインもできてない) 人は、提案手法が予想通りできなかったらどうするか、考えているのだろうか (あるいは、それでも卒業できる、と考えているのだろうか)。研究費の申請書を書くときのように、これこれに挑戦してうまく行かなかったらどうするか、というのを聞いておいたほうがいいのかな。というか、夏前にM2全員に研究計画書を出してもらうくらいでいいような気もする。

夕方は学内実習のミーティング。M1の人ははたから見ていても忙しそうで、時間が取れないので研究が進まない、という話。詰まっているところがあればそれを解決するサポートは惜しまないつもりだが、時間が取れない、というのだけは残念ながら助けてあげることができない。自分も修士のときは時間なかったし、こればかりはいかんともしがたい。

一つ思うのは、NAISTでは研究が本格的にスタートするM1の秋以降、どれだけ研究に時間を使えるか、使うかが重要になるということか。夏までは同期と「Dに行くか、就職するか」「どういう研究をしたいか」なんてことをよく徹夜で話したりしていたが、秋以降も毎日同期と延々喋っていたら、いくら時間があっても足りないので、毎日何時間も喋っているくらいなら、不義理だと思っても、「集中したいから」と断ったり、席を変えて話しかけられないようにしたり、時間をずらしたり、自衛したほうがいいのかもしれない。結局研究が軌道に乗れば、お互いよかったと思えるだろうし。

それに付け加えると、これから大事になってくるのは、どれだけ周りの人に相談することができるか、かな。特に、先輩やスタッフに聞くことができるか、ということ。当然同期には聞きやすいのだが、同期は同期でやることがあるし、やっぱりこの分野で経験がある先輩やスタッフに聞いたら3秒で、同期と3時間がんばって解決、ということは往々にしてある (実際今日もあった) し、確かに自分一人で3週間かかるよりは同期に助けてもらって3時間のほうがよいとは思うが、一度学校の外に行くとほとんど同期に聞いたりできなくなるわけで、今から慣れておいてもいいんじゃないかな。(インターンに行くと、そういうことを体験できると思うが)