発熱と吐き気と頭痛で病院へ

昨日の帰りの途中から激しい疲労感があり、娘を抱っこして「無茶苦茶重くなった!」とびっくりしたり、「普段より1時間多く働いたらこんなに疲れるのか!」と思ったりしたが、夜中じゅう発熱と頭痛、そして吐き気に苦しむ。朝目覚めたが、立つと吐き気で3秒立っていられない。心当たりはあまりないにだが、関節痛もあるので、なにかのウイルスに感染したらしく、娘の送りも休ませてもらって病院に行く。

今月職場の健康診断がある、と言ったら血液検査はしてくれなかったのだが、尿検査の値と触診、問診の結果、恐らく急性の(ウイルス性)肝炎だろう、とのこと。血液検査をしてくれれば確定するのだが、小さな病院だからやらないのか……。

病院には合計2時間ほどいたが、うち1時間半ほどはベッドで横にならせてもらっていたので、多少回復する。研究室に行かないといけない用事もあるので、2時間だけ大学に行く。こういうとき、 Skype でもいいんじゃないか、という気が若干するし、昨年度ならそうしたと思うのだが、さすがに学生が20人いると難しい(NAIST 時代に体験済み)。

がんばって研究室に行き、新 M1 と B4 の自己紹介を聞いたりする。これから取り組む研究の話をしてくれる B4 の人はさておき、新 M1 の人に何を話してもらえればいいのか、難しい。もちろん自己紹介で人となりが分かるのはいいのだが、それ以上に聞いている人に有益な何かも提供してもらいたいのである。この点、B4 の人たちは(読解支援)勉強会や進捗報告で鍛えられているのでいいのだが、新 M1 の人たちは研究的なことを現時点までほとんどしていない人が多いので、ちょっと不安が残る。去年の新 M1 の人たちは、機械翻訳の国際ワークショップに参加したり、誤り訂正の国際ワークショップに参加したり、分野外から来ているにもかかわらず夏休み前からかなり手を動かして研究していたのである。

自分としては学生がインターンシップに行くことは奨励しているのだが、内部進学の M1 の人たちはともかく、新 M1 の人が全く研究に着手せずインターンシップに行くのは、修士論文的には危険なのかもしれない……(自分は割と本気でダメな修士論文にはダメ出しをするつもり)。最初の半年は基礎勉強重視、と決めてそのように今年は研究と勉強を分離したので、結果がはっきりするまでそんな日和らないほうがいいのだろうが、修士で研究室を変えるというのと、基礎勉強重視というのと、日本の就職活動のサイクルが合っていないような気がする。