研究室の計算機のボトルネックは電源容量

最近毎朝は妻が玄関まで見送ってくれるのだが、ついでに鍵を閉めてくれるのに甘えていたところ、とうとう鍵を忘れて高の原まで来てしまった……。家の鍵と車の鍵を束ねているので、車で通勤できず、仕方なくバス。帰る時間が制限される (1時間に1本しかないし、終バスが20:48) というのもさることながら、バスが片道410円というのも地味に痛い。

バスで偶然 Kevin さんと途中で一緒になったので、名古屋の話だとか GPU の話だとかをしたりする。研究室の計算機関係 (バックアップとか、電源容量とか、ちゃんと文書化されていない) も、一度整理してまとめておかないと、引き継ぎするとき大変かもしれない (自分もよく分かっていないのだけど)。

ふと松本先生が部屋に来て、10月下旬に4人短期滞在の人が増えるのだけど、とおっしゃるが、これ以上は、インターンシップでいない人の席を提供してもらうとか、昼間いない人の席を共用化するとかしないと、さすがにもう席がないように思う。そもそも10月から博士課程に入る留学生が2人増え、研究員が1人増え、年度内に来ることが決定しているもう1人の留学生の席をどうするか

昼から今年最後の IWSLT (音声翻訳に関するワークショップで、中村研が中心に、松本研も参加していた) のミーティング。最初は出ていたのだが、GW 明けて忙しくなってからは松本研側は Kevin さんに全部お任せしてしまった。でもいろいろ試していたようで、[twitter:@neubig] さんの報告を聞いているのもおもしろい。

それと連続して機械翻訳勉強会。tetsuo-s くんが論文紹介してくれる。exact decoding すると search error はなくなるが、結局ナイーブなフレーズベースだとモデルの表現力の問題で性能が上がらず、model error のほうが深刻だ、という知見は興味深い。とはいえフレーズベースは使いやすいし、それで十分な場合もあるだろうし、廃れることはないだろうけど……。

夕方、電話会議。北京はだいぶ落ち着いたようでなにより。ちょっと中国に行くにはタイミングが悪かったかもしれないが、ある意味一生記憶に残るような感じ……(新型インフルエンザとか、9.11とか、海外に行くタイミングでなにかあると、そのイベントのことをずっと記憶しているものである)。電話会議のあと、Amazon でいろいろ本を注文してみた。来週までに届くかな?

事務室で何度も検収印を押してもらうのは申し訳ないので (あと1つの注文が何回かに分かれると、全部の納品書を揃えないといけない)、いつも「できるだけまとめて配送」を選んでいるのだが、2回に1回くらいは数回に分けて配達されてしまう。物理的に別々の場所に品物があったりして、分けて配送するほうが効率的、だったりするんだろうか。

書類のチェックをしつつ、計算機の電源容量を調べる。ITCにお世話になっているサーバ群が今年度でリース切れになるため、新しいサーバを研究室のサーバ室に設置する予定なのだが、順次退役させないと電源が足りないのだ。2011年にだいぶサーバの構成を変えたのだが、メモリ16GB以下のマシンは今年度で全部引退かなぁ。学生室で使うには音がうるさかったり巨大だったり、ちょっと悩ましいのだけど……。いずれにせよ、研究室のサービスを行っているサーバをもっと集約したほうがいいかもしれない。

雑用のついでに iPadiOS 6 に更新。評判のマップがどんな感じか見ようと思ったのだが、なんだかアプリが頻繁に落ちるようになってしまった。(たとえば Evernote) 上げなければよかった……。