プロジェクトメンバーが増えると意思疎通が重要

台風4号が近づいているらしいが、トイレと風呂場の換気窓を開けたまま出てきてしまった。4階でいつも風が強いところなので、ちょっと心配。

午前中、中村研 (知能コミュニケーション学研究室) で研究のキックオフミーティング。いろいろテーマはあるが、これは多少分担したほうがいいような気がしている。そもそも自分のエフォートは5%しか供出できないし、メインは Kevin さんに動いていただくような感じで……。

研究費といえば、先週学内の 学生向け課題提案型プロジェクト (CICP) の採択課題が発表され、松本研からは手話生成の課題と英文作成支援の課題が採択されたようである。採択率は5割だそうで、それなりに競争的である。

自分も過去このプロジェクトに支援していただいたことがあるのだが、このプロジェクトはけっこうよい制度で、学生が個人またはチームで自分のやりたい研究テーマや作りたいシステムについて計画書を提出し、優れた提案に関して100万弱の研究費を支援して1年間取り組んでもらう、というものである。研究費を使う、というのも今後研究者になるなら役立つ経験だろうし、他人にお金を出してもらうだけの魅力ある提案をする、というのも本気で書かないと熱意が伝わらないのでよい (落とされた人はどこかに問題があったということなので、そこを意識して直すとよう)。

以前は特待生が申請したら自動的に採択する、というような形態になっていたこともあるが、学業成績がよい=勉強のできる人が必ずしもクリエイティブとが限らないし、特待生と切り離した制度になっている現在の形態が一番よいように思うのである (情報科学研究科の特待生制度はすでに廃止された)。

午後からIBISMLに参加。[twitter:@monizuka]さんの招待講演から聞いたのだが、その前の招待講演もおもしろかったようなので、早めに来ればよかった……。ちょっと台風が接近しつつあったので、途中で帰宅。JR京都駅まで徒歩で200mほどなのだが、強風で前に進めなかったり、24本骨がある特殊な傘なのに折れそうになったり、伊勢丹で男の店員さんたち5人くらいで入り口を封鎖していたり、けっこうものものしい。JR奈良線だといつどうなるか分からないので、近鉄で帰ってきたり。桃山もすごい風だが、雨はそれほどでもないかなぁ。