研究室に新入生が来る季節

朝、ゴミ出しのときに同じ階段の別の部屋に住んでいるおばあちゃんとお話。病院の場所を教わったり。実は昨日まで郵便受けにも部屋のドアにも表札を掲げていなかったので、名前を伝えても覚えにくかっただろうなぁと思ったり。(京都に来てからやたら「小牧さん」とまちがわれるのだが、言語モデルが違うのだろうか……。よく音で間違われるのは「小松さん」、文字で間違われるのは「小野さん」なのだけど)

この住宅、半分以上定年後の人が住んでいるようで、一日中とても静かでびっくりするくらいなのだが (NAIST の宿舎にいたときは、朝の7時前後から楽器を演奏する音で起こされたりなど、騒がしかったし、休日ともなると外で遊ぶ子どもが多くて、車で外出するのをためらうくらいだった)、自分たちが一番ドタバタしていたかも……。

Time Capsule に引っ越し後初めて電源を入れる。Time Machines で3台の Mac のバックアップを取っているのだが、バックアップが止まっていたのである。ただ、容量が厳しいようなので、過去のバックアップを消してみたり。1TBのデータなんて、2008年に買ったときは使い切る日が来るなんて思っていなかったが、早いものだなぁ。

まだ近鉄のダイヤに慣れないので、間違った電車についつい乗ってしまう。自分で考えず、全部時刻表検索に頼り切ったほうがいいのかもしれないが、1本しか線がないのに検索するのは敗北感……。

午前中、査読。しっかり書かれている。

昼過ぎ、[twitter:@kevinduh]さんと[twitter:@neubig]さんのトークを聞きに行く。2人とも話すのうまいなぁ。自分も見習わないと……。2人の話を聞いて自分も検索や翻訳の研究をしたくなった (笑) 研究室に帰って来てから @kevinduh さんと、でもやっぱり大学で検索の研究するのは難しいよねえ、という話をしたり。企業がこれだけデータを持っていると、大学でも公開データセットを使った研究はできるものの、なかなかインパクトのある研究をするのは難しい、と。

午後、添削。〆切まであと丸2日くらいだが、そろそろどこを削るか考え始めないといけない。

夕方、言語教育勉強会のキックオフミーティング。今年度は19時過ぎには帰宅しないといけないので、夜にやるスタイルは変更。初回は単に論文紹介と進捗報告の順番を決めるだけなので、M2以上の人は義務だが、M1の人たちは出る必要はないと伝えてあったのに、それでも6名ほど待ってくれていた模様。これなら論文紹介でもすればよかったかとちょっと反省するが、そもそも研究室配属が決まらないうちから始めるのもなんなので、仕方ないか。

言語教育勉強会で進捗報告するメンバーは6名ほどで、今日は出られないと連絡のあった2人に加え、Skypeでryuta-kくんともつなぎ、次々論文紹介と進捗報告が決まる。大体日付が決まるとそれを中心に動けるし、それなりに定期的に進捗報告があったほうが、報告する側は準備するのがしんどいが、長期的にはちょきちょく報告資料を作ったり議論したりするほうが楽なので、新年度心機一転してスタートできればと思う。

夜、松本先生が部屋に来て「この部屋人数100%やね」とおっしゃるが、いつも3倍の面積を誇るメイン学生室と絶対数的には同じくらいの人数がいるので、相対的に多く見えるのであろう……。あと、なんだか松本研究室に配属希望の人がたくさんいたらしいが、1席空く目処がついたそうで、学生室の座席はとりあえず (9月までは) なんとかなりそうな感じ。ただ秋までにさらに2席必要になるはずなのだが、2席空くのだろうか?