親知らずを抜いたあと、骨が露出したままになっているらしい

朝、予約はしていなかったが歯医者に行って見てもらう。どうも「ドライソケット」という状態になりかけていているそうだ。右下の親知らずを抜いた当日はちゃんと止血されていたし、翌日に見たときは血餅 (かさぶた) ができていたのだが、その後なんらかの理由でかさぶたがはがれてしまって、いまはかさぶたがないようである。そして、骨が直接 (歯茎に守られないまま) むき出しになっているので痛いのです、とのこと。いや、骨が直接出ていると聞くだけで痛いのですけど…… (どのような痛さかというと、虫歯があるときに冷たい水を飲んで痛みを感じる、あんな感じがずっと続くのである)。木曜日に安倍川餅を作って食べたので、そのときにかさぶたごと取れてしまったのかもしれない。うーむ。

結局抗生剤と痛み止めをしみ込ませた軟膏とガーゼを歯を抜いた穴に詰めると、嘘のように痛みがなくなったので、たぶんドライソケットなんだろうなぁ。ウェブで検索すると、信じがたい痛みだと出てきておびえていたのだが、そこまでの痛みではない (痛み止めを飲めば痛くないが、別に飲まなくても我慢できない痛さではないし、ご飯を食べたりなにか飲んだりしても、格別痛いわけではない) のは、不幸中の幸いと言うべきか。いつになったら治るのかは分からないが、薄皮ができてきたら嘘のようによくなる、らしい。

1週間有効な抗生剤を処方してもらい、とりあえずこれで様子見で、月曜日また消毒に来てください、とのこと。慌てて出てきてお金を持ってくるのを忘れていたが、次回来たときでいいらしい。財布を持ってきていないって、どんだけ慌てているんだ、という感じだが……

昼は車の6ヶ月点検。1時間くらい見てもらったが、特に異常はないとのこと。今後どれくらい使うか分からないが、毎日乗るようになったら本格的にときどき見てもらったほうがいいのだろうな。

午後は家に帰ってきて、ひたすら新書と文庫の裁断とスキャン。とりあえず裁断は全部終える。厚すぎて背表紙から分割しなければならなかったものも完了 (新書はさすがに3分割しなければならないものはなかったが、文庫は「印度放浪」を4分割しなければならなかった。もはやこれは上下巻で出したほうがよかったのでは……)。親知らずを分割して (砕いて) 抜くのはこんな感じなのかな、と思ってみたり。

前は1時間あたり8冊くらいしかできなかったが、慣れてくると1時間あたり12冊くらいできるようになった (新書の場合、縦長で入れず横長で入れるようにしたので、単位時間当たりの読めるページ数が増えた)。とはいえ、家にある新書と文庫を全部スキャンするの、今週末だけでは終わらないかも……。