週末荒れ模様と聞いたので洗濯をしておいたり。
先週末はあまり休めなかったので、ぐったり、ではなくゆったりと過ごす。自分にとってゆったりと過ごすというのは、キーボードから離れて過ごすということなのだが、ひとまず忙しくて更新ができなかったこの日記を本日分まで追いついてみたり。もはや毎日更新というのが不可能になりつつあるので、来年度以降どのようにするか考えないと……。(通勤時間に更新とか?)
食材を買いに行くついでに本屋に寄って、「大学キャリアセンターのぶっちゃけ話」
大学キャリアセンターのぶっちゃけ話 知的現場主義の就職活動 (SB新書)
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逆にあまり期待しないで買った「医学部受験の闇とカネ」
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ちょっと鼻につくのは筆者が運営する予備校の宣伝がときどき入っていることだが、こればかりは仕方ないし (予備校講師は基本的に自慢が多い)、指導に情熱を持ってやっているのだなと思うので、自分的には気にならないくらいかな。むしろ自分が医者で子どもが医学部志望の受験生だったら、この予備校に入れたいと思うくらいである。(ただ、自分は子どもを医学部に入れたいという気持ちがこれっぽっちもないので、子どもが「医学部に行きたいので、サポートしてください」と言い出さないかぎり、自分からは勧めないと思うけど……)
たとえば
よく、親や親方、先輩の後ろ姿を見て育つ、などと言います。ところが今の親たちは、自分の後ろ姿を子供に見せていないのです。
「僕はお父さんのような医者になりたいです。お父さんはすごい外科医です」と言う生徒がいました。
「そうか。どんなふうにすごいんだい? お父さんはどんな医者なんだい?」と聞くと、答えられません。
「一度か二度、働いているところを見ただけですから……」
「何だって? それはおかしいぞ。見てもいないのに憧れているのか?」
「はぁ」
「じゃあ、どこがいいんだよ?」
「朝早くでかけますし、人よりも稼いでいます。僕がここに来られたのも、お父さんのお陰だと思います」
「はあ? なんだ、それ。お前な、もっとちゃんとお父さんを観察しろよ。家に帰ってきた時に、どんな顔をしている? くたくたな顔をしていないか? そんな時でも電話が入ってくるだろう? たとえ家で食事をしている時にも、電話がかかってくるだろう?」
「かかってきます」
「そんな時、お父さん、どんな顔をしている? 目つきが変わって、飛んでいくだろう?」
「はい、そうですね」
「それで帰ってきた時はどうた? 嫌そうな顔をしているか?」
「そういう時もあります」
「うれしそうな顔の時もあるか?」
「あります」
「そこだよ、それを見て、お前はどう感じるんだ?」
というように、生徒を指導するというのは、家族全体をひっくるめて子ども時代から掘り起こしていくこと、人として向き合って行くことなんだなぁと思う。[twitter:@northbehind] くんに 西きょうじ講演会 という中継 (いまは録画) があると聞いて視聴してみたが、自分も予備校時代1年間お世話になり、いろんなことを浪人生活で学んだなと懐かしくなる。一番下の弟にも「現役で勉強しないで大学に入るよりは、浪人して1年みっちり勉強してから入るほうがよい」と伝えて実際彼は実践していたが、浪人って長い人生から見ると (費用的な問題でそれが許されるなら) 全然悪いことではなく、むしろ自分と向き合ういい期間だったなぁと思うのだ。