研究費を獲得しなければならないというプレッシャーと戦う

今回の東京帰省で得た知識・情報を元に、今年度残りどうするか再度計画を立ててみる。研究計画書ばかり書いていても仕方ないのだが、どの予算に応募するのかは(全部の予算に採択されても全部できるわけではないので)割と重要。お金をくれるだけではなく、研究上の相談にも乗ってくれるような研究費が理想的。うまく動くといいのだけどなあー

というわけで、再度エフォートを計算してみる。いま出している研究計画が全て採択されたとすると、今年の後半研究に費やす予定の時間は75%のエフォートになる。大学の仕事には25%の時間を割くつもりだ、という意味でもある。このあたりの時間の加減がよく分からない。

4月に着任してから5月の研究費申請〆切までに2本の申請書を書いていて、この時期の自分はかなりのプレッシャーと戦っていたようなのだが(妻に言われた)、最近はないならないなりにやれることもあると思うし、人間万事塞翁が馬、期待しすぎず、悲観もしすぎず、せめて大学院大学という恵まれた環境にいる間はみんなとわいわい好きなことやって楽しんでいればよいのではないかと思うようになった。「研究費の獲得にあくせくしないといけないなんてかわいそう、こんな無駄なことに時間を使わないで研究しなさい」と言う人もいるのだろうが、研究の計画段階からグループで話し合いながらがやがやとやればそんなに無駄な時間でもないのでは、と思ったりする。ちょうどみんなでご飯を作って(持ち寄って)食べるような感じ。

自分も以前 shuya-a さんと未踏に出して落ちたりもしているが、何回かネタを打ち合わせして2人で開発計画書を書くのは楽しかったので、一人でやるべきところと複数人でやってもいいところを各自取り混ぜてやればいいのかと思う。気が合わないと厳しいかもしれないが、逆に言うと気が合うなら少しくらい分野や専門が違っても(お互いに補完して)うまく行くのではないかな〜? 自分もなにかやってみたいのだが、なにがいいのだろう。