昨日情報科学研究科のトップページにもバナーがついたが、@NAIST_ISという NAIST 情報科学研究科の Twitter アカウントができたらしい。
これからどのように活用していくか考えどころは多いような気はするが、気軽に使えるのはいいかもしれない。(@NAIST_IS がフォローしている人があるハッシュタグでつぶやいたら @NAIST_IS が RT してくれるとかして気軽に広報できるとか)
さて、広報といえば昨日 @tom_shibata さんから(?)の嬉しいニュース。ココロのロボット「I-Fariy」、世界で初めて結婚式の「立会人代表」を務めるという話題で取り上げられていたが、論理生命学講座の柴田准教授ご本人の結婚式で、世界で初めてロボットが立会人をつとめた、というもの。リンク先には YouTube の4つの動画があるので、詳しく見たい人はどうぞ。
また、ロイターなど海外の記者にも取材されていたようで、世界的に配信されているみたい。すごい。たとえばイギリスのTelegraph紙ではRobot conducts Japanese weddingという記事が出ていて、このリンク先の動画はちゃんと「番組」っぽく編集してあって楽しい。こちらは YouTube の動画を切り貼りして、英語でナレーションをつけたもの。1分くらいのダイジェスト版なので、お手軽に見たい人はこちらがお勧め。
なんでロボットが立会人に? と思ったのだが、リハーサルのときの記事を発見。
なお、このロボット結婚式を挙げたのは、柴田智広さんと井上聡子さん。柴田智広さんは奈良先端科学技術大学院大学でロボットの研究をされている研究者で、聡子さんはこのI-FAIRYを開発した株式会社ココロの広報を担当されている方です。ロボットが縁で知り合われたというお二人で、今回のI-FAIRYに立会人代表となってもらうのは、聡子さんのアイデアだそうです。ロボット結婚式はコミュニケーションをとったりすることなどが楽しかったとおっしゃっていました。お二人ともロボット関係のお仕事のためか、ご家族の方もI-FAIRYによる立会人代表は歓迎されたとか。
ということで、名実ともにロボットが仲人を努めていたとは(笑)
人工知能研究というとドラえもんのような人工知能を作る方向はひとまずおいといてウェブを使った研究などにみんなの目が向いてしまったきらいはあるが、こんなところでロボットが活用されているのを見ると、自然言語処理の技術も音声合成・音声認識のバックエンドとしてがんばりたいなぁ、と夢膨らむ。少し古いページだが、NAIST のロボット研究なんてページもあり、ロボティクスは NAIST で最も盛んな研究分野の一つでもある(というか NAIST 一帯は世界屈指の研究水準でもある]ので、今後も発展していってほしいものである。
最後になりましたが、@tom_shibata さん、ご結婚おめでとうございます。どうぞ末永くおしあわせに!