先日注文していたAmazon Kindle DXが届いた。
専用の箱で届いたり、いろいろと細かいところまで気が利いている。
画面は電源を切ってもずっと同じままなので、箱から開けると最初のステップが表示されたままになっている。
言われるとおり取り出して電源をつなぐと初期設定を始め、使い方の説明が延々出てくる。長い……。ここまで読まないと使えないデバイスなのか? iPhone はそんなことななかったのになぁ。でも、文字は読みやすい。画面の切り替わりに1秒くらいかかるのが気になるが、内容を読む時間のほうが遙かに長いので、読む場合は問題にならないと思う(ばばばばばとページをめくって先を見たいときはうっとうしいと思うけど)。
試しに何個かサンプルをダウンロードして読んでみたが、本なら全然違和感ない。というか、これまで買った洋書全部これに入れたい……。(どうせ本のままだとほとんど開かないし、読みたくなっても全部通読するというよりは検索して該当する箇所だけ読みたい、とう感じだし) iPhone より薄いんじゃないか? これ。これから旅行するときはかさばる本じゃなくてこれ持っていこう。ちょっと壊れやすそうなので、カバーと一緒に買った方がいいかもしれない。
あとは論文を転送してどれくらい読めるかだな。日本語は表示できないようだが英語を読む分には関係ないし、恐らく画像に変換すれば読める。USB でつなげられるし、3.3GB ほど保存できるようなので、画像で入れても容量的には大丈夫(読み終わる前に次世代の Kindle が出て容量が10-100倍になっているはず)なのではないかと思う。
これ$489を安いと思うか高いと思うかだが、アメリカで使う分には安いんじゃないかなぁ。携帯の 3G ネットワークにつながっている(とりあえず今のところ無料)ので Google 検索もできるしウェブの閲覧も可能。Amazon のストアにつないで自由にサンプルをダウンロードできる(しそこから直接購入可能)。日本に持って帰ってきた場合、Wi-Fi でつなぐことはできないようなので、iPhone を iPod touch 状態にして使うみたいなことはできないが、Amazon で購入したものは USB で接続して転送すれば読めるようなので、その一手間を惜しまないのであれば問題なし。元々論文読み機として購入したものだが、自分でダウンロードした PDF はそもそも自分で USB 転送しなければならない(特別なメールアドレスに転送して 3G 回線経由で読むこともできるが、それは別途料金を取られる)し、ウェブにつないでも PDF はダウンロードできないので、自分の使い方としてはウェブが使えても使えなくてもそんな変わらないから無問題。