裁断してスキャンして転送する一手間

午前中、2日間で溜まったメールの処理。午前中はあまりメールは読みたくないのだが……

昼から1:1ミーティング。使えると思っていたコーパスが使えなかったので、とりあえず作戦変更。しかし初めて自然言語処理のプログラムを書く、という人にどこまで教えるべきか、悩ましい。プログラムがどれくらい書けるかは人それぞれなので…… (自分もそんなに書けるわけじゃなし)。この夏の経験上、とりあえず細かくできるところまで細かくし、それぞれのコンポーネントをどうつなげればいいか、というのを順を追って説明する、というのがよいのかなと思う。(自分はそこまで細かく指示されると逆に困るタイプで、「適当にこんな感じで」と言われる方が楽なので、難しい)

午後も Skype ミーティング。少しずつでいいのでこうやって話を聞いておくといいなと思った。むしろ自分も時間を作らないと。こちらはM:Nミーティングだが……

夕方、松本先生と shuhei-k くんとなぜか雑談。本の話になる。昔は貸本があっただとか、グルメシティ (※NAIST 最寄りのスーパーの中にある本屋) で買える本はできるだけグルメシティで買ってあげているとか。確かに自分も毎週末高の原に出かけていき、本を数冊買って1-2冊読んで帰っているのだが、これもちゃんと地元の本屋で買わないといけないかなと思ってやっているので、松本先生と同じであった (そりゃ直接電子媒体でダウンロードして読むのが一番楽に決まっている)。

松本先生も iPad 2 を買ったそうだが、まだ自炊は始めていないらしい。確かにスキャンして転送する手間を考えると、最初から電子媒体でダウンロードしたいな〜。前から紹介している「i文庫HD」は iTunes からドラッグアンドドロップで PDF を転送できるので、つなぎさえすれば転送は一瞬なのだが、その転送をするのが面倒くさい。SugarSync に PDF を全部置いているのだが、インターネット経由でダウンロードすると自分のスキャンした新書1冊でも1分くらいかかる (USB でつないで転送すると1秒) し、新書程度だと30分程度で読んでしまうので、裁断してスキャンして調整して転送して読む手間を考えると、いちばんコストがかかっているのは本代ではなく裁断から転送までの手間賃ではないかと思う……。(何回も読む専門書や、一般書でも内容があってもっと時間がかかるものなら、手間暇かける価値もあるだろうが)