アメリカ文化というか Apple 文化

オフィスで同じ部屋の Lalit と食事。1週間前に来てから「いつかランチしよう!」といいつつ、オリエンテーションがあったりフォーラムがあったり仕事で忙しかったりと、ようやく時間が取れたのであった。

他のインターンインターンが入る部屋にいたりするのだが、自分はちょっと毛色が違ったオフィスにいるようで(MSR にいたときも自分はインターンのタコ部屋じゃなかった)、彼と自分は仕事上はあまりつながりがない。逆に言うと、全然違う仕事の働きぶりを目の前で見る(電話がかかってきたり部屋にやってきたりしたら聞こえる)というのは参考になる。

ここに来る前はどこで働いていたとかどんな仕事をしていたとかいろいろ聞く。どういうふうにキャリアを積んできた(職種を少しずつ変えてきた)のか聞くのは非常に勉強になった。

こちらに来てからこの会社で働いている人と喋ったり一緒に仕事したりして思うのは、本当にいいプロダクトを作ろうとしているのだなということ。負けないことより勝つことを考えているというか、荒削りでも技術を革新していこう、という気概があるということかな。evolution じゃなく revolution だ、という言葉をどこかで聞いたが、改善を積み重ねていくのは誰でもできる(いや、そうではないかもしれないが、生き残れる会社ならどこでもできる)ことだが、パラダイムシフトが起きるようななにかをする、というのは信念がないとできないことなのだな、と思う。

マーケティングの人ってユーザがなにをほしがっているからここをターゲットにすれば売れるってことをやるようだが、Apple はかなり技術ドリブンな会社で、ライフスタイルを変えるようななにかを作るためにはそういう少しずつの積み重ねをやるのではなく、アイデア一つで世界を動かしていくような、そういう強い意志が重要なんだなーと思った。あとみんな仕事が好き!てのは大事。