今週で全てのインターンが揃ったようである

昼からExecutive Speaker Seriesと言って Apple の偉い人たちが順番にやってきてなにか話すというイベントがあったので行ってくる。MSR にいたときはトークといえば研究のプレゼンテーションだったし、Google の話を聞くにあちらでは TechTalk と言ってプログラミングとか技術的な話がメインと聞くので、ここはなにかな〜と思っていた。

開始時間になったらドアが閉まるから遅れないように!と言われたので、始まる2分前に行ったのだがなぜかもう話は始まっているようで、しばらく外で待たされる。このあたりですでになんかこれはえらいことだと思い始めていたのだが、中に入ってみると人・人・人……。インターンしか参加できないはずなのだが、こんなに人いたのか? なんか NAIST の最初のゼミナール(学外の講師を招いて話してもらう)の授業のようである。

話の形式は、講演のような形ではなく最初から最後まで質疑応答だけでひたすら聴衆が質問する度にスピーカーが答えるだけで、

interns hear from executive team members across the company for a view from the top

日本語で言うと上から目線の話なのだが、けっこうおもしろい。エンジニアのインターンだけではなく、MBA インターン(経営学の大学院)とか GSB インターン(経済学の大学院)とか、あと他にも文系の学部生の人たちもたくさんインターンで来ているので、そういう人たちはこういう一連のトークが聞きたくて来ているのだなぁと非常に納得。確かにあまりこういうレベルの人たちと触れあう機会ってないかも。(そしてこういう機会が文字通り毎日ある。とても全部は出てられないと思うので適当に出たり出なかったりするつもりだが……)

三者三様でいろいろ違うんだな〜。

夕方ちょっとだけミーティングして夜は Intern Dinner。お互い質問しないと埋まらないようなクイズを最初に20分くらいやって ice breaking。超くだらないってみんな最初は思うんだけど、割とやってみると話のきっかけになっていいものである。「同じ国出身の友人の名前を書いてください」ってあったんだけど、どう見ても日本出身の人はいないので、埋めようがない……。日本の大学・大学院の質と量を考えると、この規模の会社なら毎年2,3人はいてもおかしくないと思うので、みなさんびしばしインターンシップにアプライしましょう! 

全然関係ないけどXerox 研究所のインターンシップのページ見ると

  • Textual Entailment Applied to Statistical Machine Translation
  • Parameter optimization for Statistical Machine Translation models
  • Discriminative Language Models for Statistical Machine Translation
  • Integrating PLSA classifier into the MS Business Intelligence Suite

みたいに自然言語処理機械学習系のインターンを募集しているようである。まあ、行きたい人はできるだけアンテナを広く張っておいて、毎年10月くらいから動き出せばいいのではないかと思う。(アメリカに行きたい人は1月上旬が〆切だと思って勝負したほうがいい。それから逆算すると12月中旬くらいには履歴書を書いたりしていないといけないとか、11月までには TOEFL を2回くらい受けておいたほうがいいとか、そんな感じ?)