関空からサンフランシスコへ出発

アメリカでの住まいの交渉などあり徹夜でメールしたりパッキングしたり部屋の掃除をしたりしていたのだが、明け方力尽きて目覚ましだけかけていたら、アラーム(や電話)ごときでは全く起きず、起きたら11時20分だったのでびっくりして残りのパッキングなど。

不在の間車を貸す予定だったのだが、授業が終わるまで待っていては自分の方が間に合わないので、授業中に抜けてきてもらったりしてご迷惑をおかけしたりするなど。申し訳ない。

関空でゆっくりするのは久しぶりなのだが、ツタヤができていたりドトールができていたり、いろいろ変わっている。ツタヤができたのは地味に嬉しいな。これまでは中に入らないと本見られなかったし、すごく小さな本屋だったので雑誌と新刊書くらいしか見られなかったのだが、それなりに大きな本屋になっている。外が快適すぎると中に入る時間を忘れるのが玉に瑕だが……。

H1N1 インフルエンザはどうも関係者筋の話によると日本国内では騒がなくなっただけで、日本各地でさらに拡大しているそうなのだが、みなさん余裕でほとんどマスクしている人はいない。関空内、特にゲートの外は見送りの人がたくさん来ているせいかなんなのか、けっこう空気悪いのだけど……。国内線と国際線では国内線の人が出入りするあたりがひどい。関西だからだろうか?

H1N1 インフルエンザも東京で感染が確認されるまではあんなに騒いでいたのに、東京で感染が確認されるやいなや一気に報道が沈静化したというのは皮肉なものである。ダムのすごく下流の人は決壊の危険性など全く気にしないが、上流に近づくに従って決壊と氾濫に対する不安度がだんだん上がってくるのだが、ある地点を越えると(たとえばダムのすぐ近くに住んでいる人)今度は逆にほとんど気にしなくなる、という現象が見られるようなのだが、たぶんそれと同じで、本当に危険な領域に達してしまうと人間はそのストレスに耐えられず、なかったかのように振る舞ってしまうのではないかと思う。

さて、関空からサンフランシスコは9時間の旅。機内で7時間くらい経ってから、ちょっと風邪の兆候を感じ、これは寝たら治るレベルだと分かっていたのだが、乗り込んだら即座に寝ていたので、それまで寝過ぎていて眠れず。やばい……。