WWDC とはどうも縁がないらしい

サンフランシスコに着いたら BART という地下鉄で空港から直接サンフランシスコの中心部まで行ける。片道$5くらい。空港からけっこう歩かされるのかと思いきや、出てから数百メートルのところに駅があったので、便利だった。レジストレーションが終わる12時までに WWDC 会場に着くために乗らなくてはいけない電車がちょうど券を買っている最中に出てしまったので、5-10分遅れることが確定。うーむ……。

しかし周りを見ると普通の人まで含めてけっこうな割合で iPhone 使っているなぁ。日本ではここまで見かけないが……(松本研を除く)。

Powell St. というサンフランシスコ中心部の駅で降り、WWDC が開かれている Moscone West という会場に向かう。会場に着いて普通に入ろうとしたらネームタグがない人は入れないようで、もうレジストレーションは終わったと思うけどあそこで聞きたいなら聞いてみたらどう? と言われたのでそちらに行く。一応メールで事前に問い合わせてあって、12時過ぎてもそういう事情なら受け付けますよ、日本語分かる係の人もいますので、と言われたのだが、「もうクローズしちゃったので無理です」とつれない。

いろいろ押し問答していると(この時点で体調もかなり悪かったのだが)日本語が分かる人が出てきてくれたのだが、全く状況が伝わっていない(12時以降でも受け付けるという話が行っていない)ようで、かなり困った。「名前がない」と言われたのだが、どうも自分のアカウントは日本語で登録されてしまっているようで、英語で検索できなかったようだ(メールアカウントで検索すると出てきたらしい)。英語で読めないと困るので読めない人は事前にメールください、というメールが2回来ていて、2回とも「たぶん文字化けしているからこっちにしてください」とメールしていたのだが、全然対応してくれていなかったようだ。なんなんだか……。そもそも自分の Apple Developer Connection のアカウントも最初英語で入れていたのに、この Student Scholarship に応募するときの宛先を漢字で書いたら勝手に感じにされてしまい、それから元に戻すことができなくなってしまったので、大変迷惑な話である。

「本当にこんなことは特別だから、来年からちゃんと来てくださいね」と言われつつ、のだが、なんとかネームタグを発行してもらえた。「なんでこんなに送れたの?」と聞かれたところ、来週からインターンシップがあるので直前に来たかったのだが云々、という話をしたら納得してくれたようだ。

聞きたかったのは2時からの Input Method Lab というラボで、そこに行くと Mac OS X で入力メソッドを作っている開発者の人たちがいて、いろいろ話ができるという話だったので、楽しみにしていたのだが、ちょっと体調も悪かったし巨大なスーツケースを引いて回るのもなんだなと思い(スーツケースは会場にクロークがあったので預けてもよかったのだが)、予約していたホテルにチェックインしておこうかなと思って歩いてホテルへ。こういうこともあろうかと、会場から徒歩5分くらいのところのホテルを予約しておいたのであった。

ホテルに着くと「チェックインは3時から」とあったので、あー、仕方ないかー、と思って引き返そうとしたら、「空いている部屋があるかもしれないから探してみます」と言われて、チェックインできた。ラッキー。

しかし部屋に着くとどっと疲れが出て、これまでプチ頭痛と吐き気だけだったのに熱まで出てきて、タオルを濡らして頭の上においてから、寝たり起きたり吐いたりなど繰り返しながら午後10時くらいまで苦しむ……。でも寝たらすっきり。なんだったんだろう?

結局 WWDC はそういうわけで行かれず、もったいないことをした……。月曜日から来ていたらよかったかなあ。来年来ることは恐らくないと思うし(参加費12万円は払えない)、ちょっと残念である。2回チャレンジしてだめだったので、恐らく縁がなかったのだと思う。国際免許証も2回チャレンジしてだめで、なんでかなぁ、これは取るなというお告げなのかなぁ、と思って調べてみたところ、カリフォルニア州では国際免許証を持っていても到着してから10日以内にカリフォルニア州での免許を申請しないといけないようで、国際免許証があってもあまり意味がなかったようだ。そういうわけで、あれも取っても意味ないよ、というかみさまのお告げだったのだろうと思う。WWDC に行かないでいいよ、というのはなんの知らせだったんだろう?