授業料免除申請

今日ようやく時間が取れたので授業料免除の申請に行ってくる。

妻は国立大学に在籍しているので、妻の学費免除申請状況の証明を提出しないと行けないのだが、前期に提出した書類と全く同一のものをまた提出しないといけないのは嫌だなあ、と思っていたら、atsu-kan さんが「京大では申立書を出せば一部の書類は省略できる」と教えてくれたので、学生課と交渉。結論としては、「授業料免除は学生にお願いしてやってもらっているものではなく、学生の権利として認めてあげているものなので、書類が揃えられなかったら申請していただかなくて結構」という返答。役所仕事だからかもしれないが、ちょっと残念。

それより今日腹が立ったのは、今期から独立生計者の「親が学資・生活費等を負担・援助していない旨の申立書」は直筆でないといけなくなった、と申請書類を持っていたその場で言われたこと。これまで申立書はワープロで作成したものに印鑑を押せばよかったのに……。帰ってきてから授業料免除実施案内を確認したら、前期までと全く文言は変わっていない(直筆でないといけない、とはどこにも書いていない)。ほとんどの場合、直筆であろうがなかろうが実家から印鑑を押した申立書を送ってもらって提出していると思うのだが、それで「直筆でないといけない」と(書いていないことを言われて)再提出させるのは、信義に反すると思う。手間を増やして申請する気をなくさせているのだろうか? 本当に申立書が親によるものだと証明したければ、直筆で書かせるのではなく、印鑑証明の提出を義務づけるほうがよっぽど道理に適っていると思うのだが……(親の居住地の印鑑証明かどうかで、三文判を使って勝手に押しているかどうかも分かるし)

あと、添付書類で平成20年度(つまり平成19年度の所得)の所得証明の提出を義務づけるにもかかわらず、家庭状況調書では(平成19年度の所得を元に計算、と書いてある)平成20年度の所得を算出するのも、納得がいかない。今回自分のケースではわざわざ遠隔地に郵送で所得証明を申請しなければならなかったわけだが、そうして取得させておいて、それを全く見ないで計算するのは馬鹿にしている。(ちなみに平成20年度の自分の所得証明も、今年は学振があるから20x12=240万円ですね、と全く見なかった。1月から3月まではもらっていないのに……)

昔(修士のころ)の NAIST の学生課は非常に柔軟で「こんな学生課あるのか!」と感激したものだが、博士に進学してからは「やっぱりお役所的な対応か」と思う(たとえば夫婦寮の件とか)ことが多々あって、変わってきているのかなあと思ったりもする。情報科学研究科の事務の方々はいい人たちばかりなのだが……。