年度末は紙の書類と格闘する

午前中、研究の相談を受ける。所変われば品変わる、そういえば「素性」という単語が通じるのは一部の人たちだけであった (これは「すじょう」ではなく「そせい」と読む。英語で言う feature の訳語。ちなみに、他の分野の人は「特徴量」と訳すことが多い)。AROW++OLL をお薦めしておいた。

午後、共同研究の報告書をまとめたりする。月末〆切なので……。思った以上に (?) 今年はいろいろとしていたようである。

夜、妻の住民票を受け取る。戸籍謄本も受け取ったし、今年の確定申告も既に提出して税務署から印鑑をもらっているので、これで書類系は全て揃った。あとは引っ越し関係の手続きか。転出届、転入届も出さないといけないのだが、引っ越しから2週間以内にできるのだろうか……(引っ越しの前にはもう時間がないのでどうしようもないが)

「あらゆる領収書は経費で落とせる」

あらゆる領収書は経費で落とせる (中公新書ラクレ)

あらゆる領収書は経費で落とせる (中公新書ラクレ)

を買って読んでみた。ここに書かれていることを試す気には全くならないのだが、考え方は参考になった。去年から個人事業主になってみたが、青色申告・白色申告それぞれの損得と手間を調べて、結局白色申告することにした (事業所得が年間300万円を超えることはないだろうし、帳簿を細かくつける手間を考えると、計算の苦手な自分には無理……) のだが、どこまで記録が必要なのか、よく分からなかったのだ。

先日保管期限 (5年) が来た紙の書類は全部スキャンして順次捨てたのだが、数年間ずっと保存しておかないといけない、というのもなんだか気の重くなる話である……。(申請すれば電子的に保存することで紙媒体で保管しておかなくてよくなるようだが、そもそも自分が受け取るくらいの領収書の数なら、全部物理的にファイリングしておくのが最適だという結論に達した)