生駒生活もいいものだ

授業料免除の申請書類に住民票が増えていたので、生駒市役所まで行ってくる。所得証明は前期の申請のときに後期分までもらっていたのだが……。

ついでに銀行に寄ったりクリーニング店に寄ったり郵便局に寄ったり、雑用を済ませる。9月18日には東京に行くので、事務処理をやっておかないといけないのであった。(あと実家に頼まないといけないこともいくつかある)

用事を済ませて大学に来たのだが、来る途中大学院の構内で小学生たちがボール遊びしていたり(東大でも子連れの親子はよく見たが)、もっと小さいような子が自転車こいで遊んでいたりして、奈良の生活もいいなと思う。やっぱりこういうところで子育てしたいねえ。学校入る前なら家族総出であちこち行ったりもしやすいだろうが、学校始まるとそんなに固まって移動しにくくなるだろうし……。

シリコンバレーってサンフランシスコという都会から列車(Caltrain)で1時間くらいなのだが、日本で言うと新宿から1時間というのはちょうど飯能や本厚木のあたり。シリコンバレーの過疎っぷりも飯能といい勝負で、ただ飯能と違うのは情報系の会社がたくさんあって、大学も Stanford がある、というところ。(日本で「飯能に大学があります」と言われたらみんな行きたがらないかもしれないが、Stanford には行きたがるというのは不思議な現象である。湘南藤沢でも所沢でもいいじゃんね)

日本でも飯能にいい大学を作れば北大と同じくらいの広さが確保できると思うのだが、なぜかみなさん都会がいいようで、駒場とか本郷とか(あとは高田馬場とか?)にちまちまと暮らしているのである。

自分もオフィスが飯能とか中央林間とか本厚木とか YRP 野比とかにあるなら、みんな東京でも余裕を持った生活ができるだろうに、と思うのだが、なんであんなごみごみしたところにオフィス作りたがるのかなぁ。1時間で都会に出られるならそれでいいじゃんね、と思うのだが……。

ちなみに NAIST は30分で大阪梅田、40分で京都に出られてしまうので、Stanford より遙かに都会である。これだけ都会ならもっと学生街的なものがあってよさそうなのだが、やはり学部生がいないと厳しいねえ。