ブルーベリークリームフラペチーノ

今日はシアトル最後の休日なので観光でもしてみんとてバスに乗ってみる。バスの前に自転車を3台まで乗せることができるので、自転車に乗ってバス停まで。最初どうやって乗せるのか分からなかったらどうしよう、思っていたが、バスの正面に手順と数字が書いてあったので、全然難しくなかった。これならもっと早くからやっておけばよかった……(ちなみにバス代は無料パスカードをもらっている)

急行だったので30分ほどでシアトル中心部に着く。無茶苦茶速かった。

前バスのおばちゃんに薦められた Space Needle というところに行ってみる。シアトルが一望できるらしい。こちらの都市は風水に従って作られているわけではないので(って当然かもしれないが)、こういう人工的なところに登らないと町を見渡すことができない :-( 京都とか奈良とかそういう意味では素敵な町ですよ?

風は気持ちよかったが、まあここは家族連れかカップルで来るところですね……。中年の人2人組とか、男子大学生ばかり4人組とか来ていたが、ぐるっと回ってすぐ下に降りていった。それだけで$16というのはちょっと高いような気がする。まあ、観光地ってそういうものか?

さて、自分は上空から海のある位置を確かめたので、自転車でえんやこら海方面に行く。マーケットがあるらしいのだが、人だかりが多すぎて自転車で行けるところではなかったので諦める。シアトル水族館が近くにあるのを知っていたので行ってみたのだが、9:30-17:00までしかやっていなかったようで、入れなかった。サマータイムだと8時9時まで平気で開いている気になっていたのだが、確かに人間は時間ずらせば何時まで働かしていてもいいが、交代できない動物はかわいそうである。

喉が渇いたのでスターバックス1号店というのを探そうとしたのだが、本当にスターバックス(とかタリーズとか)が100mとまでは言わないまでも200mおきくらいにあるので、どれがそれか分からず、自転車をつないだところの近くに入る。どうも1号店は看板が違うらしく、1号店オリジナルマグカップを置いているそうなのだが、入ったところはそれがなかったので、違ったのだろう。けっこう疲れたので一休み。シアトルを走るバス、メトロの車体広告もスターバックスの新製品「ブルーベリークリームフラペチーノ」がでかでかと書かれている。町行く人もみんな手にスターバックスの飲み物持っているしね……。どこもかしこもスターバックスの町である。

自分がいま住んでいる/勤務しているところはシアトルと言ってもダウンタウンからは少し離れていてとても安全なところなのだが、ちょっとこのあたりはグループ(チーマー?)のようなのが徒党を組んで歩いていたり、そこかしこに浮浪者が寝ていたり、まだ明るいのだが少し怖い(夜の歌舞伎町をもう少し怖くした感じ)。せっかく3ヶ月無事に来たのにここで悲惨なことになりたくないので、ダウンタウンからそそくさと立ち去る。

しかしながら、帰ろうとしたら帰りのバス停が見つからずに右往左往する。30分くらいして見つかったけど……。合計4時間くらい自転車漕いであちこち回って疲れた。特別なもの(コンサートとか野球とか?)でもないかぎり、ワシントン湖のこちら側でほとんど事足りるということが分かった。安全が一番。