本屋の数

駅前の本屋に行くと、奈良ではかなり大きい部類に入る2件の本屋と大学の購買を含む5件の本屋に足を運んでも売り切れていた今月号の Software Design がまだ5冊もしかも平積みになっているのですかさず買っておく。ちくま学芸文庫とか岩波クラシックとかのいいナンバーを紹介しているし、小さいながらもけっこうがんばっている。

実家近くの田無駅というのは急行こそ止まるものの新宿まで急行でも20分かかるし、奈良で言えば学園前程度の規模の町なのだが、それでもこのくらいの本屋が普通だと思っているので奈良は驚き。(田無駅前には徒歩3分以内にいけるところに本屋が3軒、古本屋が2軒ある。早稲田の学生がよく住んでいるという事情を考慮に入れても、学園前は帝塚山大学が目の前にあるのに本屋は2軒あるのみ。もっと探検したら古本屋が見つかるのかもしれないが)

東京だと電車で立っている人も坐っている人も(携帯をいじっている人が多いとはいえ)けっこう本を読んでいるものだが、近鉄だと(今日も観察したのだが)電車の中で本を読んでいる人なんて車両2つ見渡して1人とかそんなもので、誰も本読まないのかと疑問に思うこともある。需要のないところには供給も必要ない訳で……。