リストとツリー構造から入らない Lisp 入門

SICP 勉強会の6回目。今回はリスト構造とツリー構造。shuya-a さんや eric-n さんと話したのだが、よくある Lisp 入門ではこういうリスト構造やツリー構造を再帰的な手続きを書くことで簡単に処理できるよね、とかいうところから入っている(少なくとも自分が駒場の言語情報科学科の実習で Lisp を使ったときはそうだった。2年後同じ授業では Prolog 使っていたけど)ので、Lisp って使う意味あるのかと思わせることがありそうだ。その点 SICP のように最初はデータ構造については一言も触れず、手続きの抽象化から入ってデータ構造に進むほうが「Lisp って(SICPScheme だけど)こんなことできるんだ」と目から鱗体験ができるのではなかろうか。

次回は週末 NAIST が停電であることを忘れていたので金曜の夜(21:00-)からやることに。寮も全部停電っていったいどうしろと。