SPARC 用の Opera 6.12 beta が出ているらしい。
Dillo というブラウザ(とその 日本語化パッチ )があるらしいので使ってみたところ、かなり快適。Wanderlust でリンクがあったりチャットでアドレスを示されたときFirebird や Opera は起動まで重い(openURL で Firebird に渡せばそんな重くもないのだけど)のだが、これは劇速。テキスト表示は w3m より軽いのではなかろうか。ソースコードの量も w3m より少ないし、コンパイルもすぐ終わる。w3m は boehm-gc のコンパイルもあるので少し長く感じるのも仕方ないが……。
しかしちょっとアンチエイリアスをオンにしたときに読めない文字がある(アンチエイリアスをオフにしたら改善するかもしれないが)。あとw3m と同じくフレームをサポートしていない(ばかりか、w3m みたくテーブルで疑似フレームとして表示してくれる機能もない)。JavaScript もだめか。タブもないし……。w3m より機能が劣っているぶん軽いということか。
(8月18日追記) 上記パッチのサイトで日本語化パッチに加え、フレーム + タブ化パッチもマージされていたので使ってみたところ、かなり使えるようになった。日本語で見えない文字があったのは、/etc/dillorc で日本語のフォントを正しく指定していなかったためであった。
ちょいと見るときにはとても便利なので、Emacs から browse-url 経由で呼び出すブラウザにして快適に使っている。Opera 同様俺の italk で(meta refresh タグを使っているので)使えなかったり、(Operaだったらサポートしているが) JavaScript が使えなかったりするので、結局 Firebird と Opera と w3m-m17n も手離せなかったりするが。