1月5日×再び新宿

兄は結局乗る馬が悪かったようで損したらしい。あと30分入っていれば大儲けしたようだけど。

今日は VIM のマクロと戯れる。skk.vim なるものを作ってみたが、map をちゃんと書けばひらがなカタカナ変換はできるものの、子音を押した瞬間それが画面に表示されないのでちょっと気持ち悪い(これは仕様だと VIM FAQ には書いてあった)。abbrev を使って書き直してみたり map を工夫してみたりとあれこれやってみるがうまくいかず。

朝8時半に K 先生から例のテープが送られてくる。まず音声認識ソフト Via Voice のトレーニングから始める。9時半までかかって WindowsMe 機(兄の VAIO)にインストール。デスクトップの Windows98 に入れるのは諦めた。サウンドカードがよくないらしい(SB16 互換ではない)。

10時からトレーニング開始。300もの例文を声を枯らしながら、しかも何回読んでも「文の最後にノイズがあります(たぶん s か t 系でぼくが母音をはっきりと発音しないため)」などと認識しない文があったりしてうんざりしながらも11時半までかかって例文入力終了。やっと使えるかと思ったらこの例文を元に認識ソフトをトレーニングしないといけないらしく、30分くらいかかるとのこと。

で、30分待っても変化ないのでヘルプ見たら「30分~数時間かかります」。さっきの記述と違う……。メモリを大量に使う、と書いてあり、その通り IE の起動もできないので swap ファイルの更新日時を調べてみたら、トレーニング開始40分後以来書き込まれている形跡がない。しゃあないや、とトレーニングを kill して再起動したらトレーニングは完成していた。なんなんだ。

以下、3時半まで K 先生の勉強会のテープ起こし。なんじゃこの変換は。脳死臓器移植の話なのに「娘たちとビデオ見るログハウス」。原文はいったいなんだったんだろう……

4時半から代々木で待ち合わせ。ライブラリ、紀伊国屋と回る。久しぶりに新書や文庫を眺めた。高校生や予備校生だったころなんであんなに狂ったように本を読んでいたのか忘れてしまった。最近は WWW やメールやニューズで十分文字を見ているから読みたくなくなっているのかも。

紀伊国屋岩波新書シュレーディンガー『生命と時間』を見つけたので思わず買う。2年前の教養学部シンポジウムで紹介されたとき探したのに見つからなかった記憶があったが、よくよく帯を見ると「リクエストに応えてアンコール復刊」。2000年2月に復刊されたらしい。道理であのときなかったわけだ。J くんと Y ちゃんがベルナールの『実験医学研究序説』を薦めるので読んでみようと思う。そういえば K 先生の専門はベルナールだったか。

その後 T さんからフルーツケーキをみんなでもらって道すがら食べた。午後の紅茶ストレートティーとの組み合わせは絶品だった。それから代々木でラーメンなども注文する。T さんは普通のラーメン、Y ちゃんはねぎラーメン、J くんはメンマラーメン大盛り、自分はわかめラーメンを頼み、みんなで具を少しずつ交換して食べる。やっぱりこの面々っていいなあとつくづく思う :-)

そろそろ9時を回るので代々木駅あたりで解散しようということになったが、T さんと自分は西武新宿方面なので新宿あたりまで歩くことに決定。途中新宿西口に新しくできたさくらやに寄る。2F の Mac コーナーで Y ちゃんが J くんの絵を Photoshop で書いて壁紙にしたりとすごく楽しかった。このさくらやではヨドバシカメラなどと違い書籍でもポイントが貯まるとのこと。おお、太っ腹。

そんなこんなでコーヒーを途中頼んだりしつつ西武新宿駅の構内で10時半までみんなでわいわいやっていた。毎度のことながら、J くんの勉強に対する姿勢には頭が下がる。自分はあそこまでなにかに打ち込んでいるんだろうか? いや、答えは分かりきっているのだが……。今度は夏休みにみんなで国会図書館に行くことになった。果たしてどうなることやら ;-)

今日購入した書籍:
シュレーディンガー『生命と時間』(岩波新書)
新井素子わにわに物語』(講談社文庫)←プレゼント用 :-)
新井素子『ぬいは今日も元気です わにわに物語II』(講談社文庫)←自分用 ;-)