Open Source Conference 2006 Tokyo/Fall

東京は大久保で開かれるオープンソースカンファレンス 2006 Tokyo/Fallに参加してきた。(前日に印刷したポスター)

今回は奈良先端科学技術大学院大学オープンソース部という名前でミニセミナー(10分のプレゼンテーション x4)およびデモ。

GentooJP のブース・東大 Fink チームのブースの横だったので、matsuu さんに「ここは usata さんの部屋ですよ!」と言われてしまった ;-p とりあえず Gentoo バッジ1つ購入。

Ubuntu デフォルトの ChaSen は cannadic でトレーニングされていて分かち書きの結果が Gentoo のものと全然違ってがたがたというハプニングはあったが、ネットワークにつないで IPADic からインストールし直してからは落ち着いて、masahiko-h くんの発案で「翻訳デモ: Excite 翻訳と対決!」を始めたところ、機械翻訳のデモは割と受けがよかった。自由に入力できるようになっていると(変な結果が返ってくるにしても)もっとよかったかな? 午前中、5W1H(+2H)が分からない部下に「翻訳にかけて意味が通らないような文章を書くな」と指導している、という人がいたので、jcorrectを紹介しておいた。翻訳とか要約とかって意外なところで需要があるものだな。

ミニセミナーは人が来る時間をと思って午後1時から入れされてもらったのだが、全体を1時間後ろにずらしておいたほうがよかったのかも。makoto-y くんの発表と khiro くんの発表のときは部屋の中がけっこうざわついていて(聞いている人数人だったし)申し訳なかった。逆に bashi さんと masahiko-h くんの発表のときはみんな坐って聞いていて、時間帯でここまで違うかとびっくりした。特に masahiko-h くんの発表のときは、tabatee さんが「サクラで質問します」と言っていたそうだが、サクラなしでも次々に手が挙がってトークより質問のほうが時間長かったりして ;-)

何人かから「オープンソース部ってなんですか?」と訊かれ、デモやミニトークではなくそこにツッコミが来るのか、と面食らったが、これはたまたま OSC に出すグループ名を考えるときに nozomi-k さんから借りた『桜蘭高校ホスト部』(←部と書いてクラブと読む)を読んでいたので、じゃあこっちも部と書いてクラブと読むことにしよう、というようなノリであった。「『○○×データ オープンソース事業部』みたいな部かなぁ~って思っちゃいましたぁ☆彡」というコメントをもらったりしておもしろかった。

また、会場となった日本電子専門学校は今年からオープンソース科というものを始めたらしく、その I 期生だという人たちも「『オープンソース部』と聞いて親近感を持ったので来てみました」と言っていたので、こんな名前でもよかったなと思う。

オープンソース」を専門学校で教えるということには賛否両論あるのかもしれないが、彼ら/彼女らは運用を中心に教わっているそうで、I 期生だし先生方も手探りでやっているところだろうけど、こういうふうに自分の学校で大きな集まりをやるというのは最高の教育だと思うので、今後とも続いていってほしいものだ。

あと、もしかしたらと思って重たい NAIST の宣伝パンフレットを20部持っていったのだが、20部全部捌け、余ったらどうしようかと悩んでいたのでだいぶ驚いた。大学院受けるわけじゃないけど実家が近くて、という人がパンフレットくださいと持っていったのが多かったが、NAIST に行きたいので詳しく、という人もいて、関東でもそういう人いるのかー、と思った。

時間に余裕があれば懇親会に出て実家に帰ったのだが、いろいろやることがあったのでほぼとんぼ帰りで奈良に戻ることに。NAIST 組5人でラーメン食べ、bashi さんと khiro くんと新宿駅で別れて3人で帰る。土曜の夜なのに混んでいるなー。

奈良に帰ると落ち着く自分がいる……