慌ただしい東京出張

朝から六本木。雨が降っていたので千代田線乃木坂から歩くのは諦め、日比谷乗り換えで日比谷線

午前中はミーティング。お願いしなければならないことをお願いし忘れていたので青くなる。パケットの取りこぼしが最近少しずつ出てきたのだが、そろそろ輻輳しているのかも……

午後は新宿経由で小田急線。以前小田急線沿線 (豪徳寺) に合計1年ほど住んでいたので少しだけ懐かしい。(半年間だけだが) 馬術部にいたときも経堂から歩いて毎週馬事公苑に行っていたので、割合縁がある (小田急線より京王線のほうが好きだけど)。

自分がどういう仕事をしたいのかについて考える。もし仮に10年好きに研究ができる (!= 筆頭著者として論文が書ける) として、なにをテーマに研究をしたいか。10年一区切りとすると、定年までに3回テーマを変えられる。高校入学してからの10年は哲学と言語学だったが、それからの10年は自然言語処理である(NAIST に来てから7年目)。つまり、自然言語処理の次になにをやりたいか、ということ。なんだかんだ言って言語(処理)の周辺にいるのだろうが、工学の中の言語処理だけではないのだろうなと思う。なにが明らかになると、自分は嬉しいのだろう、と考えた。

帰りは新横浜から。神奈川も住みやすそうなところだが、NAIST ほど田舎じゃないな〜。NAIST は不便なところがむしろ居心地よい (やりたいことがある人以外を寄せ付けない) のだが、便利な場所に立地する大学はほとんど学生が研究室に来てくれないんじゃないかな。

夜24時を超えて書類を取りに研究室に来たら、M1 の人たちがけっこうたくさんいる (インターンで奈良にいない人を除いた半分くらい)。自主的に CICP (学内プロジェクト) の打ち合わせ、インターンシップの事前準備などでいるようだ。やっぱり NAIST の学生はみんな熱心 (真面目) だなぁ〜。勉強ができる学生がたくさんいる大学は他にもっとあるだろうけど、こんなにやる気のある学生がたくさんいる大学は日本ではほとんどないかも。医学や看護学のように必修科目ばかりで単位を取らないと進級できない、というのではなく、自分でやりたいことがあって論文読んだり実装したり、議論したり。こういう大学が日本に存在してくれる、というのだけで救われる人もいるのだと思う (自分がそうだったように)。