初めての大学院入試

朝の8:50に大学に行く用事があったのだが、雨が降っていたので妻を職場に送っていたところ、ギリギリになってしまった。

今日は首都大学東京大学院・システムデザイン研究科 (学部のようなもの) の大学院入試の日で、自分の所属する情報通信システム学域 (学科のようなもの) は他の学域が2日間かけて入試を行うのに対し、1日で全部の入試を行う。午前中は数学の筆記試験で、外部の受験者と内部の筆記試験免除 (≒推薦) 制度を使わない学生が筆記試験を受ける。午後の面接は筆記試験免除の学生でも受けないといけないので、全ての学生の面接をすることになり、かなり大掛かりである。

というわけで、昼から順次面接。情報通信は3部屋に分かれての面接で、3部屋並列で行われ、1部屋に教員が3〜4人いて、受験生はどれかの部屋に呼ばれる、という寸法である。自分は今回面接を担当せず、助教の方々2人に混じって受験生をそれぞれの部屋に案内する誘導員だったので、中でどういう会話がなされているかは分からないが……。

さて、自分の研究室を希望してくれていた学生がたくさんいたと教えてくださったが、うちが第一志望の人は受けた人の半分であることが分かっているので、来年の M1 が最終的に何人になるかは分からないな〜。大学院から来る人も自分の研究室ではウェルカムなので、自然言語処理をやりたいけどいまいる学部に言語処理の研究室がない、でも奈良に行くのはちょっと抵抗感がある、などといった場合、うちも検討してくれるとよいかなと思う。うちの研究室では、第一志望でないと断る、といったことはないし、NAIST 自体が修士で専門を変えて入学して2年で就職する人がほとんどだったので、どんな感じかは分かるし。注意点としては、首都大の大学院では情報系の基礎科目が開講されていないので、非情報系から来る人は学部3年生向けの授業に出たりしないと (基礎知識がなくて) 苦労する、というところかな。(NAIST も基礎科目がかなりしんどいので、入学してからの半年はみんな死にそうになっていたが)

夕方は臨時のコース会議。教員が全員揃う機会もあまりないし、8月は夏季休暇で毎月定例のコース会議が開かれないので、入試の日に審議が必要なものは全部やっておこう、という塩梅である。毎年入試の日に開催されるのであれば、ある意味定例だと思うのだが、臨時のコース会議という位置づけのようである。定例のコース会議は毎月第2週の木曜日で、前回から3週間しか経っていないので、議題も少なく1時間弱でさっくり終わる。ありがたい。

1日朝から晩までひたすら働き詰めで、9時から18時まで休み時間 (昼ご飯を食べることができた) は5分間しかなかった……。18時から溜まったメールを片付けたのだが、全然終わらない。土曜日から海外に行くのだが、大丈夫だろうか。