博論の審査委員のアドバイス

今日は午前中歯医者に行ったあと出勤。この歯医者、歯科医師も3人いて、診察台も4台あってパラレルに診療できるのだが、完全に住宅街の中にあるし、駐車場は自費診療の人しか予約できないので、車でも来にくいと思うのだけど、評判がいいせいかなんなのか、いつも混んでいて中々予約が取れないのである。

お昼からは大学院入試関係のお仕事。今回は対面でなくてもよいものであったが、タイトな〆切(この3日間に対応しないといけないような事項)も多いので難しい。

午後は機械翻訳グループのミーティングのあと、夕方は博士論文の審査会(クローズド)。@ARAMAKI さんに外部審査委員をお願いしたのであるが、研究的なコメント・質問だけでなく、教育的なアドバイスもしてくださって、感激する。

自分の博士論文の外部審査委員は、NAIST の支援制度もあって当時 Yahoo! Labs にいらした Patrick Pantel さんにお願いしたのだが、博士論文の外部審査委員はその人の若手研究者としてのメンターみたいなもので、学会でその後会ったら近況報告したり、キャリアの相談に乗ってもらったりすることもあるし、出会いを大事にするといいよ(Pantel さんもそのように言われたそう)、と教えてくれたのを思い出した。

博士前期課程の学生は、多かれ少なかれその分野でしっかり大事に育てている、という感覚があると思うので、こうやって博士論文の提出まで来られたのは良かったなと思うし、オープンに公開される公聴会も楽しみである。