お母さんだけじゃないのにお母さん

今日の午前中は娘の小学校のお手伝いということで、町探検に参加する。まず下の子を保育園に送り、それから小学校へ。大体1クラス10人くらい親の手伝いがあるようで、子ども4-5人の1グループに対し、1-2人の親が参加するようである。

娘は2年生なので、2年生の学年主任の先生(女性)が全体の説明をしてくれたが、何回か親に向けて「お母さん」と呼びかけているのが気になった。父親は自分以外にももう1人いて、確かに残り30人くらいは母親なのであるが、「保護者の皆さん」とか「お母さんお父さん」とか他にも言いようがあるのでは、と……。保育園では「お母さん」とか「お父さん」とか片方の性だけで呼びかけられることはないので、教員の意識の問題だと思うのだが、こういうように母親の参加が前提みたいに言われると、父親が段々と参加したくなくなる気持ちは分かる。

町探検自体は有意義で、子どもたちが決めたルートで地域のお店を回って話を聞くというもので、娘たちのグループはクリーニング店担当で、クリーニングに必要な道具が何かとか、どういうふうに仕事をしているかだとか、そういうのを横で見させてもらった(子どもたちが危険なことや失礼なことをしたりしないかの監視役)。

あと、たまたま一緒のグループになったお母さんと喋ったら、上の子の通っていた保育園に兄弟が通っていた(3人兄弟で、娘と同級生になる一番下の子の時には仕事を辞めて幼稚園に通わせたそうで、在籍期間は被っていない)そうで、ものすごい偶然にびっくり。そもそも保育園は卒園児が1学年に3-4人くらいで、だいたい小学校はバラバラだから、同級生に一人も知り合いがいないのがデフォルトだったので……。

小学校に戻ってきたら、他のグループが揃うまで少し教室で待機していたが、男の子たちはすぐに消しゴムとか定規とかで遊び始め、自分の席からも離れてしまったのに対し、女の子たちは町探検で聞いてきたことを復習したり紙にまとめたりしていて、自分も男の子側にいたので分からなくはないのだが、こういうところも何だかな〜と思ったりする(先生も特に問題視していないし)。ちなみに自分はこういうのが小学生のときからものすごく嫌だったのを思い出した。

午後はメール処理ののち機械翻訳のグループミーティングをして、論文誌の原稿にコメントを入れる。午前中出かけていたので合計4時間くらい。

夜は保育園の全体会議。今年度は全部ハイブリッドでやることになったのだが、みんなハイブリッド開催をあまり真面目に考えていなくて、ノートパソコンで Wifi つないで Zoom 立ち上げたらいいだろう、くらいの扱いで、広い部屋でそれやったらかなり音声的に厳しいと思ったので、試しにマイクをつなげてみる。音声は改善されたと思うがそこまででもなく、これはノートパソコンのマイクでも別によさそう。それより複数人が同時に喋ったり、笑い声が入ったりするとかき消されて無音になったりする方が問題で、ノイズ除去をもう少し弱くした方がいいんだろうか。(以前お遊戯会でデフォルトの設定にしていてほとんど音が聞こえなかったのを思い出した)