若者に混じってそろそろシニア枠

今日は最先端 NLP 勉強会に対面参加。お茶の水女子大学が会場であるが、ここに来るのは5年ぶりくらいであろうか。(最後に来たのは WebDB Forum 2017 だったと思う)

対面で自然言語処理の研究をしている人がたくさんいるイベントに参加するのは久しぶりで、妙な緊張感がある。お昼は M 尾さんと一緒になり、道すがら含めサシで色々話す。やはりこういう話ができるのは対面開催ならでは。午後は結構色々ボリュームのある話を聞くことができ、コーヒーブレイクの時間にちょこちょこ情報交換したりするのも含めて有意義な時間であった。しかしあまり機会がないので貴重に思うが、これがデフォルトであった世界線に戻ると、こういうのに参加できる人と参加できない人との間での格差がかなり大きく(ウェブサイトはオープンに作ってあるが、どちらかというと内輪の会になるようにコントロールしていると思うので)、それもそれでどうなんだろうという気もする。

あと、シニアクラスの人たちが最近参加してくれないので、参加してもらえるのはありがたい、という話を聞いたが、もう自分は若手枠ではなくシニア枠なんだなと思ったり。しかし研究はそれが「最先端」であればあるほど、若手の人が中心にやっていった方がいいと思うし、シニアな人が話す機会、参加する機会は別に設けるとして、シニアな人はアクティブ枠からはフェードアウトした方がいいんじゃないかなあ(世代交代して新陳代謝するために)。

それで思い出したのだが、NLP 若手の会シンポジウム、NAIST が会場のときは松本先生に、東北大が会場のときは乾先生に、最初自分からは遠慮した方がいいのかと思っていた、と聞き、委員からはぜひご参加くださいとお願いして参加してもらった(参加してもらえてとてもよかった)が、確かに若手の会的なイベントに参加するのを遠慮した方がいいんじゃないか、と思う気持ちが分かる側になったので、確かに自分も若手が主体のイベント的にはシニア枠かな……。