耳だけは離れていても聞いている

今日も在宅勤務。結局上の子の学校がオンライン授業(給食なし)になってしまったせいで、午前中は学校に行って授業を受ける(家ではなかなかオンラインでできない)ものの、お昼には帰ってきてしまうため、自分か妻かのいずれかが家にいないといけないのである。(授業はクラスの半分くらいが来ているそうだが、学童はもう数人しか来ていないらしい)

とはいえ、お昼は NLP 第三の会の雑談ランチに出席。久しぶりに同世代?のみなさんとお話ししたり。とはいえ、自分はこのランチ会に出ている人の中では相対的にシニアなようである。もう博士号取得後10年以上経っているし、40歳も超えているので文科省的にも既に若手ではないし(まあ、だからこそもう NLP 若手の会ではなく、第三の会に出ている訳だが)。途中、上の子が帰ってきたのでご飯を作って食べさせて、自分もご飯を食べたが、骨伝導ヘッドホンなので一応音は聞こえているのはやはり便利(そこまでして聞かなくてもいいと思うけど)。

午後は3時間ほどアルゴリズムのレポートの採点をして、ようやく完了。これで試験やレポートの評価は終わりで、あとは特別研究(卒論や修論、公開期末評価)や B3 ゼミ、大学院のプロジェクト演習等、演習の評価かな。

演習や実験の成績、9割のケースはみんないい成績なので悩まずつけられるのだが、よくない成績をつけるときに結構悩む。何回も無断欠席するとか、出席はするのだがあまりに手を動かしていないとか、理由は挙げられるのだが、年度をまたいでも採点基準は一貫してつける必要があるので、あのとき3だったからこれは2にはできないとか、これを3にしたら今後困る(同じクオリティのものが来たとき2にできなくなる)かなとか、そういうのをぐるぐる考えるのである。

そもそも悪い成績をつけるインセンティブは(相対評価で制限されているのでもなければ)教員側にはほとんどなく、このケースで他の人と同じ成績にしたら、ちゃんと事前に伝えているボーダーをクリアしている人と比較して公平ではないな、というくらいなので、最初に絶対評価で基準を決めて淡々と評価すればいいのだが、基準を決めたときと評価するときがだいぶ(年単位で)離れているので、やはり結局悩むしかないわけで……。