沖縄のことを休みに振り返る

今日はオフィシャルにはお休み(自己研鑽)のつもり。

午前中は書籍担当の方とオンラインミーティング。偶然沖縄出身の方だったので、沖縄の話で盛り上がったり。GitHub で進捗は共有されているのだが、色々とご配慮いただいてありがたい。後期が頑張りどころなのであるが……。

そういえば最近下の子(2歳10ヶ月)が「海をあげる」がお気に入りで、「読んでー」と持ってくるのだが、読んで意味分かっているのだろうか(前は「存在しない女たち」をしょっちゅう開いていたが、逆さまに持っていた)。

この中に出てくる、沖縄で少女暴行事件があった(これは自分が中高生のころで、よく覚えている)ときに東大の教員が「これはいい研究ネタになるのに、デモを見に行けなくて残念」と言っていて、そのときに声を上げられなかったのがあとで思うと悔しかったが、そのときは悔しいと思えなかったというような話が印象的で、自分も東大の文3にいたとき、そういう違和感をときどき感じていた。こういう人、研究者としてはすごいのかもしれないが(あるいは、学生でもこういう人結構いて、その後高明な研究者になるのかもしれないが)、自分はそうはなりたくないな、と思ったので進学先を変えたのである(学部の後期課程は駒場に進学したらだいぶましだった気がする)。

この本を今年読んだのも、家族旅行で今年は沖縄に行き、那覇周辺だけではなくレンタカーであちこち見てみよう、と思った大きな理由なので、もし沖縄に行く機会のある人は、気になったら読んでみてほしい。

午後は論文誌の原稿3件にコメントを入れたり、国際会議のエリアチェア業務をしたりなど5時間。ミーティングがなければ、上の子が家にても特に問題ないな。ミーティングあると、居間のてテレビで YouTube 見たり、友だちと喋りながら Switch したりするので、困るのだけど。