オンライン授業のあとの雑談で

今日は妻の出勤日なので在宅勤務可能なのだが、授業のために出勤。

午前中は出勤しないとできないこと、というわけで計算機管理をしたりする。もう少しここの手間を削減したいのだが、なかなか難しい。今年は GPU をリプレースしようと思っているし。サーバの耐用年数は5年くらいだと思うのだが、現在使っているサーバはどれも5年前くらいに購入したものなので、今年から来年にかけて少しずつ(年に1台くらい)更新しないといけない。

昼からは2時間ほどメール処理をしてから B3 の機械学習の授業。2回目なのだが現地参加者が0人になったために、次回以降も対面で受ける学生がいないことを確認し、次回から完全オンラインで行うことになる。この曜日の他の授業がオンラインになったから、と聞いたが、まだ緊急事態宣言にもなっていないのに、一応原則としては対面でやることになっているところ、学生の希望を聞かずにオンラインのみにしていいのだろうか(自分の授業はそれはまずいと思うので学生に希望を聞いていて、いつでも対面で受けたいという学生がいたら受けられるようにしてあるけど。一方で、最後までオンラインで受けたいという学生のために、対面がメインになってもオンラインで受けられることを保証する、ということも最初の授業より前にアナウンスしている)? 周りがそうするなら、その曜日の授業によって対面とオンラインが混在すると参加しにくいので、この授業もそれに乗っからせてもらうけど。

授業のあと、研究について相談したいということで、受講生の一人とオンラインで話したりする。話を聞いていると、やはり情報科学科になってからの学生は、以前の情報通信システムコース時代の学生とはマインドセットが違って、情報系の学生である(NAIST の学生とほぼ同じ感じ)。すぐに何かが変わるというわけではないだろうが、この体制になってから入ってきた学生が M2 になる2023年度に B4 になる学生あたりから、これまでの本学と相当違う展開になると思っていて、逆算すると今の B2 からがその代になる計算である。自分はそのころ45歳になっているわけだが、以前からこの日記でもたびたび書いているように、そこからの10年が研究室としてもピークになるつもりで計画している(そのときの主力メンバーは、まだ本学に入学していない学生たちなので、今の高校生とか中学生に向けて色々種を蒔いているのだが)。正確には自分の研究者としての代表作がそこで出るようにしたいということであるが、現在の状況では都立大の今の研究室で学生たちと一緒にやる研究でアウトプットを出すのが、最も蓋然性が高い(ちなみに、アウトプットが論文の形であるとは特に想定はしていない)。